日本時間6月2日(土)、アメリカ・ニューヨーク州ユーティカのアディロンダック・バンク・センターにてUFCファイトナイト・ユーティカが開催され、ライト級のグレゴール・ガレスピーとヴィンス・ピシェルが対戦した。
開始と同時に前に出たピシェルにタックルを仕掛けたガレスピーはそのまま押し倒してマウントポジションを取り、チョークを狙っていく。難を脱して一度は立ち上がったピシェルだったが、再び倒されてしまう。逃げるピシェルを捕らえて離さないガレスピーは3度目のテイクダウンも成功させたものの、チョークを決めきれずにフィニッシュを果たせなかった。
それでも、次のラウンドも早々にピシェルからテイクダウンを奪ったガレスピーはついに背後を取って膝蹴りやパウンドを浴びせていく。リアネイキドチョークを狙うガレスピーを振り落としたいピシェルだが、ガレスピーの組み付きを解けず、最終的には肩固めで締め上げられてタップアウト。ガレスピーが執念の一本勝ちを収めて無敗記録を更新した。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○グレゴール・ガレスピー vs. ヴィンス・ピシェル●
2ラウンド(4分06秒)サブミッション(肩固め)
グレゴール・ガレスピー
「指名はしない。それは俺らしくない。今、考えているのは明日の釣りと明後日の釣りのことだ。来週、トレーニングパートナーがマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で試合をするから、俺も行ってサポートする予定だけど、それまでは釣りをするつもり。それに連勝記録のことも心配していない。負けたらその連勝に何の意味があるんだ? 次の試合はMSGじゃないかと言う人がいるけど、俺は地元から離れたところで試合をしたい。トレーニングパートナーたちとホテルに泊まるのがいいんだ。正しい考え方を持てるし、とにかく楽しくてチームになれる。だから、この次がどうなるかは分からないけど、まずは釣り、それは間違いない」
ピシェルに一本勝ちを収めたガレスピーが無敗のまま通算12連勝
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