序盤から積極的に仕掛けていくミオシッチはコーミエをケージ際に追い込むなど優位な試合運びを目指したが、コーミエも要所で打撃を繰り出していく。ミオシッチがコンビネーション技を決めていけばコーミエも連打で有効打を奪う展開に。
しかしながら、ミオシッチの目に指を当ててしまったコーミエがアイポークを取られて中断した直後、両者が組み合った状態でコーミエのオーバーハンドライトがミオシッチのアゴ付近をクリーンヒットし、ミオシッチが背中からダウンしてしまう。コーミエが追い打ちのパウンドを浴びせたところにレフェリーが割って入り、コーミエのノックアウト勝利が決した。
地球上最恐を決める決戦はコーミエが制し、ライトヘビー級王座とあわせて史上3人目となる2階級同時制覇を成し遂げている。
【メインイベント】
ヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
●スティペ・ミオシッチ vs. ダニエル・コーミエ○
1ラウンド(4分33秒)KO
ダニエル・コーミエ
「ずっとヘビー級で戦っていたし、自分にできることを知る前に階級を離れた。今は答えが分かる。俺が新王者だ! 研究してみたら、スティペはクリンチになると手が下がって後退することが分かったから、そこに取り組んできた。キャンプの間、ずっとトレーニングパートナーをノックアウトすることに集中したし、今日はオクタゴンでそれができた。39歳、何度も2番にはなってきたけど、今日はやりたかったことをすべてやれた。長い付き合いのヤツがいる。一度も彼と戦うなんて考えたこともなかった。あいつもレスラーでオールアメリカン。ブロック・レスナーよ、俺にかかってこい。あとで葬ってやるからな!」
👊💥👊💥#UFC226 #地球上最恐 pic.twitter.com/UqzD1ohrsP
— UFC Japan (@ufc_jp) July 8, 2018