【注目株】UFCファイトナイト・ハンブルク:ナド・ナリマニ&カリッド・タハ

UFCファイトナイト
UFCファイトナイト・ロンドン:フェイスオフに臨んだナスラット・ハクパラストとナド・ナリマニ【イギリス・ロンドン/2018年3月16日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ロンドン:フェイスオフに臨んだナスラット・ハクパラストとナド・ナリマニ【イギリス・ロンドン/2018年3月16日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ハンブルクのプレリムでは共にフェザー級のニューフェイスである31歳のナド・ナリマニとドルトムントのカリッド・タハが激突する。

イギリス・ブリストル出身のナリマニは今年3月にUFCファイトナイト・ロンドンでUFCデビューを遂げる予定だったが、直前になって対戦相手のナスラット・ハクパラストが目の感染症のために試合不可能と診断されてこのバトルは実現しなかった。ケージ・ウォリアーズの元フェザー級チャンピオンであるナリマニは、タハとの対戦で改めてオクタゴン初登場の機会を得ている。

パディ・ピンブレットをケージ・ウォリアーズのフェザー級王座から引きずり下ろし、2回のフィニッシュを決める活躍を見せたナリマニは、現在3連勝の勢いに乗っている。経験豊かなベテランであり、スタンィングでもグラウンドでも試合を終わらせる能力を備えたファイターだ。

その対戦相手であるタハは13戦のキャリアを通じて3つの階級で戦ってきた。ライト級で1勝1敗、バンタム級で8勝1敗、フェザー級で3勝0敗という記録を残し、プロとして初めて敗北を喫した後の前戦では第2ラウンドでサブミッション勝利を挙げている。

25歳のタハには、ナリマニほど洗練され、プロフェッショナルなファイターと戦った経験がない。しかし、初めて足を踏み入れるオクタゴンで観客からの大声援を受けるタハが、これまでになかったような見事な戦いを披露しても不思議ではないだろう。
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