【プレリム】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●リック・グレン vs. ケビン・アギラー○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)
ケビン・アギラー
「ここにやってくるまで最高の旅路だった。UFCに入ることについては一度も不安に思ったことがない。いつも気になっていたのは次の試合だ。これまではどこで戦おうと関係なかったけど、今はこのスポーツがいまだかつて生み出したことのない最大の組織で戦っている。ここから良くなっていくだけだ。常に最高のケビン・アギラーを見せて、今回みたいな試合を披露できることを楽しみにしている。UFCのために汗をかき、血を流し、また試合をするのが待ち遠しい」

フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ジョセフ・ベナビデス vs. アレックス・ペレス●
1ラウンド(4分19秒)TKO
ジョセフ・ベナビデス
「最初にレフェリーが止めたと思って、自分が勝ったと思ったから喜んでいたんだけど、アレックスがまだ俺をつかんでいて、レフェリーがまだ続行だって言った。相手がダメージを受けているのは分かっていたし、ほぼフィニッシュしかけていたから、今度は仕留めるだけだった。アレックスは本当にタフなヤツで、今でも強力だと思っているだろうから、俺は寄せ付けずにしっかりとフィニッシュを決めないといけないと分かっていた。特に直前だったから、アレックスが名乗りを上げて今回の試合を受けてくれたことにとても感謝している。世界3位を前にして、こんな風に試合を受けてくれる人はそう多くない。彼のことはよく分かっている。フライ級でいろんな人をフィニッシュしてきているし、俺もいいと思う。今回の試合も途中、彼がフェイバリット(下馬評で有利の評価)だったことがあって、ありえないと思ったどけどね。ずっと、自分とタイトルの間には壁があるような気がしていたけど、DJが負けて、今のチャンピオンには勝ったことがあるから、その壁はもうない。だから、次の要求はそれだ。ベルトがほしい」

ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○モーリス・グリーン vs. マイケル・バティスタ●
1ラウンド(2分14秒)サブミッション(三角絞め)
モーリス・グリーン
「コーチに聞いてもらえれば、トライアングル(三角絞め)がゲームプランになかったことが分かると思う。テイクダウンディフェンスに力を入れて、ケージから離れて打撃で勝負する、それがプランだった。相手の手を遠ざけようとしたんだけど、彼は確かにオリンピックレベルのレスラーだから、大変だった。グラウンドに入ったら、相手がどうしてくるかを見たかっただけだったのに、それほど打ってこなかったから、こっちがトライアングルを仕掛けた。これが4回目のトライアングルだ。みんな、俺のことはただのストライカーだと思っているだろうけど、なんでもできるのさ。それを証明できてうれしいよ。だらしない場面はどこにもなかったし、今日は自分らしくいけた。ものすごく満足している。最初の一歩としてこの結果を残せてうれしいし、毎回レベルを上げながらヘビー級を駆け上がっていくのが楽しみだ」

女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●ユリア・ストリアレンコ vs. リア・レットソン○
判定2-1(28-29、28-29、29-28)
リア・レットソン
「勝てて本当にうれしい! チョークは決まっていなくて、ただ彼女の腕に捕まってしまっていただけ。その状態で笑みも出ていたし、問題ないことは分かっていた。ようやくUFCに来られたことが大きい。私はこれをフルタイムの仕事としてやっているし、たくさんのことを犠牲にしているから、本当に大事なことだった。今年初めに配備があってトレーニングを休まないといけなくなったことは大変だったけど、戻ってきてUFCに出られたなんて本当に光栄よ」
【アーリープレリム】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ルーズベルト・ロバーツ vs. ダレル・ホーチャー●
1ラウンド(4分50秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
ルーズベルト・ロバーツ
「最高の気分だ。前回の試合はグラウンドばかりだったから、自分のパフォーマンスを改善したかったし、今回は打撃を見舞って俺のストライキング力を見せつけられたと思う。7勝でフィニッシュ7回、これが俺の実力だ。15分間を戦うつもりはなかったし、試合に臨んでやるべきことをやり、フィニッシュする。次が誰かはそのうち分かるだろう」

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ティム・ミーンズ vs. リッキー・レイニー●
1ラウンド(1分18秒)TKO
ティム・ミーンズ
「相手の試合を見るとかじゃなくて、自分の試合をやりたいようにやりきることが大事だった。俺の仕事は試合に出て、相手をぶっ倒すこと。それをやったまでさ。クリンチで捕まえてたたき潰してやりたかったんだ。何度か捕まったけど、俺のアゴが硬いことはみんな知っての通りさ。ひとつやられたらひとつやり返さないといけないとか言うつもりはないけど、2回やられたら30やり返した。だから、うまくいったんだと思う。試合が決まるまで9カ月も辛抱強くまったんだから、この後は俺もチームもできるだけすぐに試合が組まれるべきだ。1月か2月か、できるだけ早くやりたい」

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ラオーニ・バルセロス vs. クリス・グティエレス●
2ラウンド(4分12秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
ラオーニ・バルセロス
「最高の状態で試合に臨めたし、これが自分のナチュラルな階級だ。この先はここで戦っていく。試合の序盤は相手の動きのせいでちょっとトラブったけど、最終的にはグラウンドで捕まえられたし、柔術を生かせた。UFCでは2勝、フィニッシュが2回だ。次の試合が待ち遠しい」