佐藤天が4月にUFCデビュー、フロリダでベン・サンダースと対戦

総合格闘技界の世界最高峰UFCに、新たな日本人が挑戦する。ウェルター級ファイターとしてオクタゴンに上がるのは佐藤天（さとう・たかし）だ。

通算14勝2敗の成績を残す佐藤はパンクラスを中心にキャリアを築き、世界最高峰の舞台で戦うことを目標に勝ち星を重ねてきた。

その佐藤のデビュー戦が日本時間4月28日（日）に開催されるUFCファイトナイト・フロリダに決まった。対戦相手は22勝11敗2分の戦績を誇る大ベテランのベン・サンダースだ。

サンダースは2007年にジ・アルティメット・ファイター（TUF）に出演し、2010年にいったんUFCを離れるも、2014年にロースターに戻って以降は11試合を戦って6勝5敗、過去2戦は黒星を喫しており、連敗脱出を目指して佐藤を迎え撃つ。

目標だったUFCへの切符を手に入れた佐藤は「TRIBETOKYOMMA所属、佐藤天です。この度、念願がかなってUFCと契約することになりました」とコメントした。

「自分は格闘技を始めるときに、UFCで勝てる選手になりたいという目標をもって、覚悟を持って格闘家としてのキャリアをスタートさせました。その目標の舞台、夢の舞台で戦えることをとても嬉しく思います」

「ここからが本当の勝負なので、勝つ覚悟をもってこの一戦に挑みしっかり勝ちを掴みとってきます」

「そして、UFCで勝つことは天国にいるチームメイトの秋葉尉頼との約束でもあります。なんとしても勝ってこの約束を果たし、勝利を秋葉に捧げたいと思います。皆さん日本から熱い声援をよろしくお願い致します！」

佐藤天 公式ツイッター @satotenten