国本、第3ラウンドの反撃も及ばずオットーに惜敗

UFCファイトナイト 試合レポート
UFCファイトナイト・オークランド:国本起一 vs. ザック・オットー【ニュージーランド・オークランド/2017年6月11日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・オークランド:国本起一 vs. ザック・オットー【ニュージーランド・オークランド/2017年6月11日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間6月11日(日)、ニュージーランドのスパーク・アリーナを舞台に開催されたUFCファイトナイト・オークランドにて、国本起一とザック・オットーによるウェルター級戦が行われた。

ストラッサー起一こと国本は2014年1月にUFCに初登場して以来3連勝を飾ったが、2015年2月にニール・マグニーのチョークに完敗。その後、膝の手術を経て、この試合が復帰戦だ。対する米国のオットーは昨年10月にベテランのジョシュ・バークマンに2-1の判定勝利をマークしてUFCデビューを飾ったものの、続く11月にはセルジオ・モラエスに判定1-2で惜敗。今回がUFC3戦目だ。

試合開始後、オーソドックスで構えた国本はサウスポーのオットーに積極的にインローを打ち込んでいく。オットーもローやワンツーを返した。オットーの左ストレートがクリーンヒットした後、左フックも被弾してやや効かされたかに見える国本は、オットーの左ローに合わせてシングルレッグに入り、オットーを金網に押し付けてからボディロックでのテイクダウンを狙うが、オットーは倒れずに振りほどいてみせた。

第2ラウンドは前に出る国本に対してオットーがカウンターを合わせる場面が目立つ。状況を打破しようとした国本がオットーの左ローをキャッチし、軸足を刈ってのテイクダウンを成功させた。ガードの上からパウンドを放っていくが、オットーは後転して距離を取ると、逆にカウンターのテイクダウン。

国本は金網を背中に立とうとしたものの、そこでオットーにバックにつかれてしまう。オットーはそこからしきりにチョークを狙うが、辛抱強く守る国本はタイミングを見て体を翻し、オットーの上になった。パウンドを打ち込んだ後、スクランブルを試みたオットーにギロチンを合わせた国本だったが、オットーは首を抜いて上の体勢でラウンドを終えた。

第3ラウンドは前に出てきたオットーに、国本が見事なタイミングのダブルレッグを合わせてテイクダウン。オットーのガードの上からパウンドを落とした。さらに足を一本超えてハーフに持ち込むが、オットーもフルガードに戻す。オットーがガードを開いてバタフライで国本をはねあげようとしたものの、国本がすかさず体重移動で上を保ち、パウンドを当てながら逃げようとするオットーからバックを奪取した。

残り1分を切ってフィニッシュを狙いたいところの国本だが、オットーは体をずらして正対して上になり、そこから細かいパウンドを落としていく。国本は顔面を鮮血に染めながらも立ち上がると、最後にギロチンチョークを狙ったものの、すっぽ抜けて下になってしまった。

接戦の判定は2-1(29-28、28-29、29-28)でオットーに軍配が上がっている。ブランクを感じさせない動きを見せた国本は第3ラウンドこそ明確に取ったと思われるが、第1ラウンドのスタンド、第2ラウンドのグラウンドの攻防でやや後手に回った可能性が高い。それでも、判定結果が告げられると、場内からはブーイングも聞かれた。
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