アンドレ・ムニスは過去二夏を費やしてUFCへの切符を手に入れた。
2年前、ムニスはブラジルで開催されたデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズでブルーノ・アシスから判定勝ちを奪った。このときは契約こそつかめなかったものの、ラスベガスで本家コンテンダーシリーズに挑戦するチャンスを獲得。この8月にテイラー・ジョンソンと対戦すると、それまで無敗だったレスラーを開始から2分も経たないうちにリアネイキドチョークで仕留めた。
その働きは格闘技界最大のステージからお呼びがかかるに十分だった。今週末にムニスのデビュー戦の相手を務めるのは、同じような道筋をたどってUFCにやってきたアントニオ・アロヨだ。
18勝4敗を記録するムニスは、過去13戦においては一度しか負けたことがない。その時に拳を合わせたのは無敗のアザマト・ムルザカノフだった。これまでの白星は2戦を除くすべてでフィニッシュを決めており、今週末に同様のリザルトを出すことができれば、2020年の注目選手という立場を固めることができるだろう。
【注目株】UFCファイトナイト・サンパウロ:アンドレ・ムニス
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