UFCファイトナイト・ノーフォーク:フィリップスがシウバに判定勝ち

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ノーフォーク:ガブリエル・シウバ vs. カイラー・フィリップス【アメリカ・バージニア州ノーフォーク/2020年2月29日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ノーフォーク:ガブリエル・シウバ vs. カイラー・フィリップス【アメリカ・バージニア州ノーフォーク/2020年2月29日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月1日(日)、アメリカ・バージニア州ノーフォークのチャートウェイ・アリーナを舞台にUFCファイトナイト・ノーフォークが開催され、プレリムのトリを飾ったバンタム級マッチではカイラー・フィリップスがガブリエル・シウバにユナニマス判定勝ちを収めた。

【プレリム】
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ガブリエル・シウバ vs. カイラー・フィリップス○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


カイラー・フィリップス

「相手はすごくタフだった。レスリングを使ってくるのは分かっていた。相手のエナジーレベルを確認した後に何発か強烈なパンチを決めることができた。フィニッシュも狙ってはいたんだけど、第1ラウンドで体力を消耗しすぎてしまった。第2ラウンドと第3ラウンドが勝負だと分かっていた。ジャブなども打ちつつ、グラップリング勝負に勝つことだけを考えていたよ。1年以上戦っていないからな、完璧な試合は無理だと分かっていた。相手の右パンチと膝を食いそうになった瞬間もあったけど、フィニッシュは絶対にさせるつもりはなかった。今は少し休憩が必要かな。これからも俺の強さを証明していくつもりだ」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ブレンダン・アレン vs. トム・ブリーズ●
1ラウンド(4分47秒)TKO


ブレンダン・アレン

「多くのファンが見ていてくれたことを願うよ。そして少しでも多くの人が俺のフォロワーになってくれるとうれしい。この階級で必ずインパクトを残す存在になってやる。今年のインターナショナルファイトウイークでも試合をしたい。今はただ家に帰ってベイビーに会いたいよ。試合ではボディーキックで相手を攻め崩していった。グラウンドでの試合も準備していたよ。自分がマウントをとった時は相手の隙を見ながらレフェリーに止められるまでパンチを連打した。今日は特に気分が良かったな。言葉にするのが難しいくらい。自分のあるべき姿を見つけた感じだな。素晴らしいコーチにも囲まれている。自分のことを信じられなかったらここまでこられていないよ」


ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○マルチン・ティブラ vs. セルゲイ・スピバック●
判定3-0(30-27、29-28、30-27)


マルチン・ティブラ

「また勝利できて最高の気分だ。この数カ月、このために必死にがんばってきたから、勝利という結果を得られて満足している。特に、過去の2試合があったから、勝たないといけなかったし、本当にうれしい。プレッシャーがかなりかかっていたし、フィニッシュできればと思っていたけど、でも勝利はありがたく受け取るよ。プランは良かったと思う。基本的にはその通りだったし、もっとパンチを避けたかったかな。序盤にかなり受けすぎた。スロースタートだったけど、きちんと反応できていた。まだ取り組むべきことがあるのは間違いないけど、シンジケートで最高のキャンプができているし、もっとうまくなりたい。以前のランキングの位置に戻って、また突っ走りたい」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ルイス・ペーニャ vs. スティーブ・ガルシア●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ルイス・ペーニャ

「勝利できてうれしいけど、勝ち方には納得がいっていない。俺の仕事はファンのためのもっと良い試合をすることだ。試合の最中は何が何でも勝ちに固執してしまうものだけど、俺はしっかりファンを魅了したいと常に思っている。ファンが楽しかったと言ってくれる試合にしたいんだ。対戦相手の変更で確かに俺も少し動揺した部分はあったけど、試合は試合だ。スタイルの違う相手だったから戦法もまた一度作り直す必要があった。相手の背中をとれた場面もあったけど本当は打撃で勝負したかった。ただ勝つためには手段を選ばないのがこのスポーツだ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ジョーダン・グリフィン vs. T.J.ブラウン●
2ラウンド(3分38秒)サブミッション(ギロチンチョーク)


ジョーダン・グリフィン

「あのチョークが大のお気に入りなんだ。俺にとってあのチョークはとっておきの技のひとつだからな。あの技は肩からかけるともう逃げることはできない。足があいているから逃げ回れると思われがちだけど、動くと逆にきつくなるんだよ。チョークが決まった瞬間、俺は勝利を確信した。これぞ、黒帯ならではの技ってもんだ。俺はようやくUFCで初勝利を収めて、やっと殻を破った。これからもっと強い俺を見せられるだろう。デビュー戦は神経質になっていた。チャス・スケリーと戦った2試合目はシュートしすぎずに、もっとKOを狙えばよかったと思っている。ただ今日はやるべきことができたし、コーチの言う通りに動けた。コーチには冷静を保つようにと言われていたんだ。いつも俺はガツガツ行ってしまうから、今日は冷静を保つように意識した。進化している実感がある。だからこれからはもっと強くなる。これからパフォーマンス・インスティチュートに行って、自分の優先すべきことを明確にするためにあらゆるテストに臨み、しっかりと取り組んでいくつもりだ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●アーロン・クルーズ vs. スパイク・カーライル○
1ラウンド(1分25秒)TKO


スパイク・カーライル

「今日ここにいられて何よりうれしいね。神様に感謝だよ。UFCにも感謝したい。今回も本当に世話になったよ。試合ではフィニッシュを早い段階で決めることができた。俺の得意なスタイルだ。試合序盤からアクセル全開で早い段階で試合を終わらせるのが俺の好きな戦法だ。何かしらのボーナスがもらえるといいね。俺は随分長いこと戦っている。オクタゴン以外の場所でもな。そろそろメインイベントで戦いたい。来週のラスベガスのカードに出してくれても問題ない。減量さえうまくいけばいつでも試合はできる。キャリアの中で一番調子がいいかもしれない」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ショーン・ブレイディ vs. イスマイル・ナウルディエフ●
判定3-0(29-27、30-27、29-28)


ショーン・ブレイディ

「今回の戦略はグラップリング技術を生かすことだった。最初は相手の様子をうかがっていたけど、向こうがかなり攻めてきたのに、俺は思っていた以上に早く動けなくてテイクダウンも取れなかった。でも、相手が体力を消耗するような動きをしていたから、きっと動きが遅くなるだろうと思って、2ラウンド目と3ラウンド目にはグラップリングを仕掛けられると思っていた。コート・マクギーと戦ったときはストライキングをかなり生かせたから、今日はグラップリングの方を少しでも披露できてよかった。ストライキングよりもはるかにグラップリングの方が得意なんだ。毎試合、新しい技術を磨き、披露できるようにしている。数百人のファンがフィラデルフィアから応援に来てくれた、だから早い段階から、みんなの声援を聞けたのは最高だったよ。もしUFCが東海岸で試合をさせてくれるのなら、俺が客を呼んでやるよ。次はもっと大物と戦いたい。コートは大物だった、イスマイルはそれほど有名じゃないけど、かなりタフだった。自分の強さを証明する準備はできている」
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