日本時間6月17日(土)、シンガポールのシンガポール・インドア・スタジアムを舞台とするUFCファイトナイト・シンガポールでライト級の五味隆典がジョン・タックと相まみえた。
五味は試合前、今年9月に行われるUFCファイトナイト・ジャパンを最後にしたいとコメントするなどキャリアの“ラストスパート”をかけて約1年ぶりとなる試合に臨んでいる。一方、グアム出身のタックは2015年5月を最後に勝利から遠ざかっており、タックにとっても去就をかけた一戦とあって互いに激しい打ち合いが期待されていた。
開始早々、タックのフロントキックが五味の下がった顔を捉えると、パンチで応じた五味のボディを再びフロントキックが襲う。この2本のキックが効いた五味はケージに下がらざるを得なかった。
タックはこのチャンスを見逃さずに五味をケージに押し込んでダウンを奪うと、リアネイキドチョークでフィニッシュを狙う。
五味も逃れようと試みるが、足を固められ、素早い動きで腕を首に巻きつけたタックのチョークにたまらずタップ。五味にとっては手痛い第1ラウンドでの2連続TKO負けとなってしまった。
五味、タックに手痛い第1ラウンドTKO負け
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