UFC 254:トゥイバサがストルーフェを1ラウンドKO!

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 254:ステファン・ストルーフェ vs. タイ・トゥイバサ【アラブ首長国連邦・アブダビ/2020年10月24日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 254:ステファン・ストルーフェ vs. タイ・トゥイバサ【アラブ首長国連邦・アブダビ/2020年10月24日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間10月25日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設したUFCファイトアイランドを舞台に、UFC 254が開催され、プレリムをトリを飾ったステファン・ストルーフェとタイ・トゥイバサのヘビー級マッチは、トゥイバサが圧巻のKO勝利を遂げた。

【プレリム】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ステファン・ストルーフェ vs. タイ・トゥイバサ○
1ラウンド(4分59秒)KO


タイ・トゥイバサ

「この感覚をまた味わえたのは最高だ。前にも言ったように、病みつきになるんだよ。他では味わえないものだからね。自分にとっては久しぶりだから、うれしいし、本当に良かった。プレッシャーは感じていたけど、自分のチームを信じてもいた。練習に励んできたし、今年は落ち着いて取り組んでこられたから、とにかくチームのおかげだと思っている。気楽にいって、早めに稼ぐ、それがプランだった。時間をかけても、それはそれで問題なかったけどな。チームのおかげ。本当に感謝している。相手は背が高いし、でかくて手足が長い。ずっとそのために準備してきたのもあるし、もう長いことやってきた気がする。でかい相手だけど、試合になったらそれに合わせていかないといけないし、あとは問題ないと思っていた。今年はとにかく、集中していこうと思ってやってきた。何度も言うけどチームのおかげ。このスポーツはアップダウンが激しく、下降気味になったやつはあっという間にけなされる。チームに感謝だ。ずっと尽くしてくれたし、今日の結果も得られた。UFCはずっと自分によくしてくれたから、みんなにも感謝しているよ。違う国で、いろいろあって、もうここには4週間くらいいるけど、この島ではあまりやることもなく、きれいだったりとか、そういうのはあるけど、あまりやることがない。働いているみんなのおかげ、UFCのおかげだと思っている。こういう働くチャンスをくれて、家族のために稼ぐチャンスをくれた。ありがとう。すべての従業員にお礼を言う」


キャッチウェイト 5分3ラウンド
●ナサニエル・ウッド vs. ケイシー・ケニー○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)


ケイシー・ケニー

「すぐに流れを変えたかったんだ。望みは全てかなえた。やったぜ。1カ月で2度の勝利、2枚の小切手を手に入れた。これ以上のことはない。戦いになるのは分かっていた。相手もオレももうちょっとグラップリングを使うかと思っていた。でも、立ってパンチを打つのを楽しんだよ。大きなショットがいくつか当たったと思う。どっか行っちまうかと思ったよ。始まってしばらくしたら彼がスローダウンしたのを感じた。そこからはプレッシャーをかけて、打ち負かそうとしたんだ。でも彼はタフだった。過去2人の対戦相手と同じように、タフな連中だ。この世界はタフなやつらばっかりだけど、彼は特別タフだったよ。オレはここに残るぜ。この階級で一番になるために来たんだから。この2戦で間違いなくそれを証明した。序盤のラウンドでダウンも取って、もっと成功するつもりでいたんだけど、あのエルボーとかのショットを決めているうちに彼が身を守り始めたんだ。テイクダウンを決めてやろうと思ったのにな」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●アレックス・オリベイラ vs. シャフカト・ラフモノフ○
1ラウンド(4分40秒)サブミッション(ギロチンチョーク)


シャフカト・ラフモノフ

「な、試合前にいった通りだろ。彼が1つでもミスしたら、そこにつけ込んでやるって。自然と体が動いた。あんまり考えずに、狙いを定めて、決めた。勝ててすごくうれしいよ。カザフスタンのみんなが固唾(かたず)をのんで見ていたはずだから。彼らを喜ばせることができて誇らしい。今すごくエモーショナルになってるよ。まずは少し休んで、チームに合流し、次のことを考える。ブラジルのカウボーイを倒したから、次はアメリカのカウボーイかもな。家に帰って家族や仲間たちとこの勝利を祝う。一緒に喜びを味わいたい。オレは自分と母国に自分が一番で、UFCにふさわしいってことを証明したんだ」


ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
△チョン・ダウン vs. サム・アルビー△
判定1-1(28-28、28-29、29-28)


チョン・ダウン

「自分の試合とは思っていない。サム・アルビーのおかげだね。もっとうまくやれたと思う。向こうの動きの方が良かったし、それは予想していた。彼に狙いを定めるのが難しくて、ケージに押し込んだときでさえもそうだった。ヘッドムーブメントが思っていたよりもうまかったから、第2ラウンドと第3ラウンドの間に、少しだけ打撃を短めにいくことにした。右で打ってきた時にインサイドにスリップしているみたいだったからね。エルボーを打ち込んで、何度か捕まえられたし、かなり痛めつけていけたと思う。勝利を手に入れられなかったのは残念だ」

サム・アルビー

「こんなにタイトだったなんて信じられない。すべて出しきったし、神の審判で勝てなかっただけ。第3ラウンドは落としたと思うけど、最初の2ラウンドは自分が取ったし、第3ラウンドはかなり激しかった。すごい試合だったね。ファンが楽しんでくれているといいな。復活して、もう一度戦えたらうれしい。一番良く考えれば、1人か2人のジャッジがブラインドだったんじゃないかと。それが正直な評価だ。医者でも呼んで、彼らの網膜がちゃんとついているかどうか確かめるべきだったんじゃないか。それ以外は、よく分からない。自分次第ってことだね。フィニッシュすべきだし、こうなるべきではなかった」


【アーリープレリム】
女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
●リアナ・ジョジュア vs. ミランダ・マーベリック○
1ラウンド(5分00秒)TKO


ミランダ・マーベリック

「飛び込んでいって、ちょっと打って、ラウンドの途中でフィニッシュしたかった。でも、まあいいわ。次の準備はできているから、いつでもどうぞ。グラウンドゲームだけじゃなく、私にはもっと能力があるんだってことを見せたかったの。よく人からオールラウンドじゃないって言われるんだけどね。今日見せたように打撃も得意よ。普段はそれを使う必要がないだけ。必要もないのに顔面にパンチを受ける必要があると思う? 分かるでしょ? いつだって次に行けるわ。この階級全体を脅かしてみせる。勝って、私がこの階級の一番だってことを世界に証明するつもりだった。期待のニューカマーだって分からせるためにね。打撃の腕を見せられて良かったわ。私がオールラウンダーだってことも。エルボーが決まった時は私もびっくりしたわ。あんなに派手に切れるとは思わなかったかし、もっと痛めつけてやるつもりだったから。たぶん彼女は私がどこかでダウンを狙うと思っていたんでしょうね。他のみんなと同じように。それに、私のパンチにすっかりおびえてしまっていたんだと思うわ。彼女が私に触れたのは、首をすくめてスイングしようとした1回切りだったから。だから、彼女が見ていない瞬間を狙ってやってやったの。そしたら額のど真ん中に的中した。その一発で私の勝ちよ。イメージした通り。この感情も、試合の全てをイメージしていた。だから、始まったらちっとも驚きじゃなかった。ただワクワクしただけ。ここに立てて幸せだと思うわ。でも、頭の中ではもう2万回もこの瞬間を実現していた」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ヨエル・アルバレス vs. アレクサンダー・ヤコブレフ●
1ラウンド(3分00秒)サブミッション(アームバー)


ヨエル・アルバレス

「お互いリーチが長いから、たくさんトレーニングしてガードを固めた。うまくトライアングルに誘い込んで腕を引っ張ったんだ。オレはサブミッションのアーティストだからな。腕が完全に首に掛かっていない感じだったから、あまり体力を使わないようにしたかったんだ。とにかく腕をつかみ、トライアングルに持ち込んでアームバーを狙った。いい気分だぜ。これで3連勝だ。どの勝利もいい気分だけど、今は少し休みを取ってけがの治療をしたい。次に何が来るかはそれから考える。近いうちに戻ってくるよ。もっと準備して、調子を上げて、次はもっといい勝ち方をしてみせる」


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