UFC 254:キャノニアを退けてウィテカーが白星

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 254:ロバート・ウィテカー vs. ジャレッド・キャノニア【アラブ首長国連邦・アブダビ/2020年10月25日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 254:ロバート・ウィテカー vs. ジャレッド・キャノニア【アラブ首長国連邦・アブダビ/2020年10月25日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間10月25日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設したUFCファイトアイランドを舞台にUFC 254が開催され、セミメインイベントで元ミドル級王者ロバート・ウィテカーがジャレッド・キャノニアを迎え撃ち、途中、フィニッシュのチャンスがありながらもフルラウンドにもつれ込んだ試合は、ユナニマス判定でウィテカーに軍配が上がった。

【セミメインイベント】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ロバート・ウィテカー vs. ジャレッド・キャノニア●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


ロバート・ウィテカー

「俺はすごくいい試合だったと思っている。かなりいい感じのゲームプランを用意していたし、自分もチームも念入りに取り組んできたから、完璧に機能した。試合の全体を自分がコントロールしたと思っている。思っていた通りの展開にできたんじゃないかな。これは試合だ。パンチを打って、向こうも打ち込んでくる。あいつはタフなやつだし、最初から最後まで戦い抜いた。彼と戦えたことは光栄さ。正直、こんな大変なときに働けるなんて恵まれているし、すごいことだよ。何もかもがプロフェッショナルだし、UFCの取り組みはプロそのもの。最高だよ。本当にうれしい」


【メインカード】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○アレクサンドル・ボルコフ vs. ウォルト・ハリス●
2ラウンド(1分15秒)TKO


アレクサンドル・ボルコフ

「第2ラウンドでフィニッシュするつもりではあったけど、第1ラウンドでも惜しかった。もしかしたら、今回の試合はそうだね、思い通りにいったと言えるかもしれない。試合前、相手はヘビー級で最強ストライカーの1人だって言われていたけど、そうじゃないことを俺が証明した。今回の試合でほとんど俺に触れられていない。打撃に取り組み続けて、レスリングもがんばるし、すべてやっていく。俺がヘビー級で一番だってことをみんなに見せつけてやる。オーフレイムでもドス・サントスでも、ビッグネームなら誰でもいい。勝利を祝う習慣はない。俺にとってはただの仕事だからな。とにかく幸せ。俺にはそれで十分だ。家に帰って、また自分のことに取り組んでいくよ」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●ジェイコブ・マルクーン vs. フィリップ・ハウズ○
1ラウンド(0分18秒)KO


フィリップ・ハウズ

「とてもハッピーな気分だ。ハードワークと神の証明だよ。神を信じ、自分自身を信じ、自分のチームを信じたからこそできたことだ。サンフォードMMAの人たち、それからボクシングのコーチ、オレは偉大な人たちに囲まれている。そういう人たちのための証明なんだ。そりゃ、最高の気分だよ。でもあんまりはしゃぎ過ぎちゃいけない。だってオレたちにはもっとすごいことが待っているんだから。世界王者になるっていう、もっと大きな図を描いているんだ。オレたちはそのためにここにいる。過去の映像を見て、多くの人がオレの右手を恐れているのを知っている。何人もこの右手でフィニッシュしてきたからな。彼が引いたのを見てすぐに、何を怖がっているのかはっきり分かったよ。ファイトアイランドは最高だ。ここで戦えて良かったよ。開催してくれたUFC、デイナ・ホワイトと多くの人たちに感謝したい。神のおぼしめしによって彼らはやるべきことを全てやり、オレたちはこうしてここにる。すごく感激だよ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ローレン・マーフィー vs. リリヤ・シャキロワ●
2ラウンド(3分31秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ローレン・マーフィー

「次はタイトル戦をお願いするわ。チャンピオンと戦わせて、誰でもいいから。メディアの人たちには私のことを軽んじるのをやめてほしいから叫んだの。いい加減にしてほしいわね。私はランキング5位だっていうのに、一体何なの? もう少し強く打ち込みたかったけど、UFCに来る人たちはみんな優秀だからね。これを生かしてもっと自分を高めるわ。完璧よ。初めてのサブミッション勝ちを決めたわ。大きなゴールで大きなチャレンジだったけど、それをここアブダビでできたってことはすっごく特別だし、最高にうれしいわ。これでみんなが私を軽視するのをやめてくれるといいんだけど。これまでずっとキャリアを通して負け犬扱いをされてきた。みんな私には目もくれなかったけど、それももう終わりよ。私はアスリートとして立派に成長した。もはやベテランよ。全てを見てきたし、やり遂げてきた。もう私を見過ごすなんてできないはず。最高の気分。一番改善したのは自信ね、きっと。次に改善したのは打撃。そのプロセスの間ずっと落ち着いていられたのは大きかった。たくさんの助けに支えられてきた。ファイターを作るには村1つ分の力が必要なの。私は全ての面でベストの中のベストを利用している。最高のスポーツ心理学者、最高の栄養士がついていて、最高のストレングス&コンディショニングを受けているわ。私には最高の打撃コーチ、最高のグラップリングコーチがついている。文字通り、私は自分の手で選びぬいてベスト中のベストの自分のチームを作ったの。その成果が表れていると思うわ」


ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○マゴメド・アンカラエフ vs. イオン・クテラバ●
1ラウンド(4分19秒)KO


マゴメド・アンカラエフ

「最高の気分だ。やっと熟睡できるぜ。6カ月のキャンプだったから、6カ月の間めちゃくちゃ頑張っていい仕事をしたんだ。今日はそれを証明した。オレは相手をつかまえ、カウンターでフィニッシュしたかったんだ。実際カウンターで決めたよ。オレの階級の連中はみんなこの試合を見ていたと思う。トップファイターたちを追いかけているから、待っていてほしいな。トップ5の誰かと戦えたら最高だ。そうなったら面白いだろう。希望は(マウリシオ)ショーグン・フアかアンソニー・スミスだけど、それ以外でもトップ5なら誰でもいい。とにかく、ぐっすり眠れることがうれしくてたまらないよ。これから2、3週間ほど休むとするかな。次はトップ5とやれることを願っている」
Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY