UFCファイトナイト・ラスベガス13:5試合すべてフィニッシュ決着、ジャイルズはルイスをノックアウト

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ラスベガス13:トレヴィン・ジャイルズ vs. ベヴォン・ルイス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2020年11月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ラスベガス13:トレヴィン・ジャイルズ vs. ベヴォン・ルイス【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2020年11月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
日本時間11月8日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス13が開催され、5試合ともフィニッシュ決着となったプレリムの最後に行われたトレヴィン・ジャイルズとベヴォン・ルイスのミドル級マッチは、ジャイルズが最終ラウンドにルイスをノックアウトして白星を手に入れている。

【プレリム】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○トレヴィン・ジャイルズ vs. ベヴォン・ルイス●
3ラウンド(1分26秒)TKO


トレヴィン・ジャイルズ

「最高の気分だな。試合は常にフィニッシュしたいと思っているし、前回が判定で、戦えなかった試合だっただけに、特にそう思っていた。試合に出て、やり遂げられたことにホッとしている。かなり落ち着いていけた。自分のパフォーマンスには満足している。相手のことはかなり評価していたんだ。しっかりとジャブを打っていけたし、自分に必要だったことはすべてうまくいった。本当に満足している。向こうが俺のジャブにタイミングを合わせようとしていたのが分かったから、少し抑え気味にしないといけなかった。フェイントをかけながら、別のアングルを見せるようにしたんだ。相手の顔に当たるようにしておきたかったしね。息をつく暇をあまり与えずに行けたと思う。相手に惑わせ、ミスを誘って疲れさせ、スローダウンさせられたから、試合をフィニッシュできた。何度か打撃が当たったのは分かったし、次のフックでノックダウンを奪えるとも思っていたから、ワイドにいって、右をしっかりと当てた。それで完了さ。フィニッシュするのはいいね。ファンは判定なんて見たがっていない。判定になったらいつも緊張する。だってジャッジがどう判断するかは絶対に分からないから。だから彼らに勝負を委ねるのが好きじゃない。そうなったら、仕事を果たせなかったってこと。誰かのことを責めているわけじゃないよ。単純に俺の問題って話だ。今回の勝利を家に帰って家族と一緒に祝いたい。会いたくてたまらないんだ」


ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○アレクサンドル・ロマノフ vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ●
1ラウンド(4分48秒)テクニカルサブミッション(フォーアームチョーク)


アレクサンドル・ロマノフ

「このポジションをずっと練習してきた。トレーニングキャンプで計画したことをやったまでさ。UFCでトレーニングの成果を見られるなんて最高だ。ハードなキャンプだったからな。対戦相手からは特にサプライズはなかった。ローキックはかなりハードで、フックもやばかったけど、その準備はしていた。あと1試合か2試合したら、この階級のトップ10に入れるかな。オクタゴンでの俺の実力は分かってもらえているはずだ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ダレン・エルキンス vs. ルイス・エドアルド・ガラゴリ●
3ラウンド(2分22秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ダレン・エルキンス

「最高の気分だ。ここに戻ってくるまで本当にしんどかった。必死にがんばったし、集中し続けて、いろんなものを削ってきた。良い勝利とフィニッシュで復活だ。ほとんどは思い通りにいった。向こうの打撃が思っていたよりも鋭かったけど、今回のゲームプランはテイクダウンを考えながら練ってきたし、しつこくいこうと話し合ってきた。相手が起き上がってくるから、もう一度行かなきゃいけなかったけどね。テイクダウンを狙い続けた。そのペースをキープできると思っていたから。向こうは違ったけど。俺は常にあれくらいハードにいける。そうやっていつもキャンプを過ごしている。あんなふうに背中を見せられたら、リアネイキドチョークを取りにいくさ。そうやって練習しているんだから。向こうがチャンスをくれたからつかんだだけ。始めた頃は、とにかくUFCにいられるだけで最高だった。それだけですでに特権だった。今は記録を破っている。フェザー級で一番テイクダウンを取ったのは俺だ。フェザー級の最多試合数ではタイに並んでいる。俺の寿命の長さが証明されているだろ。もうここにきて10年以上だ。ずっとUFCのために戦っていたいし、自分の大好きなことをやれてうれしい。3月くらいに戻ってきたいかな。俺とクロン・グレイシーの試合になればいい試合になりそう。しばらく向こうは戦っていない。2月か3月にやろうぜ。ここ2試合は戦いたかった相手とできた」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○マックス・グリフィン vs. ラミズ・ブラヒマイ●
3ラウンド(2分03秒)TKO


マックス・グリフィン

「ときには厳しい戦いになることだってある。試合では緊張しないようにしていると話してきた。自分のレンジを見いだそうとしていたんだ。向こうがかなり打ってきて相当にグラップリングを仕掛けてくるんだろうなと思っていたのに全然で、あの右だってまったくだった。ラウンドが進んで、第2ラウンドで打ち込んでいった。とにかくボリュームが必要だった。ボリュームが出始めて、俺が最後に覚えているのは彼の耳が、“うわ、こりゃやべぇ”ってなったとき。彼の無事を願っている。カーディオがかなり強化できていると感じたし、インターバル中も座りたいと思わなかった。とにかく立ったまま、指示を聞いていたんだ。コーチたちは俺を落ち着かせようとしていたし、俺はみんなの言うことに耳を傾けていた。あれはよかったね。自分の能力には自信を持っている。ホンモノの力を見せること、スムーズに行くこと、一瞬を逃さずに楽しむ、そういう本来の力を出すことに集中した。向こうがかなり疲れていたのが分かった。ダメージもかなりひどかったしね。俺が打撃を浴びせ始めたときにはもうおしまい。キャリアを通して、スプリット判定みたいな接戦で終わることが多かった。いつもスプリット判定ばっかりだ。相手のことはみんな尊敬しているけれど、打ち負かすべき名前もある。カーロス・コンディット、ずっと彼のようなレジェンドと戦いたいと思ってきた。彼のことは本当に尊敬している。あの人のことが大好きなんだ。ヴィセンテ・ルーケ、彼もビーストだ。きっと、どでかい試合になるぜ」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○グスタボ・ロペス vs. アンソニー・バーチャック●
1ラウンド(2分43秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


グスタボ・ロペス

「俺の打撃はかなり改善されている。俺はグラップラーだ。バーチャックが地球上で10番に入る黒帯を持ってしてかかってくることは分かっていたけど、自分のグラップリングだって良い。かなりダメージを与えられたし、ダウンもさせて、首が見えたからリアネイキドチョークを仕掛けにいったんだ。怒りにまかせてくるやつとは戦わない。俺は自分のやっていることが大好きだからやっている。トップに立ちたいからここにいるんだしね。エクストリーム・クチュールにはすごい人たちばかりがいる。きついパンチを浴びるだけのつもりはない。こっちだってハードに打ってやる。前回の試合は直前のオファーで、しかもメラブ(ドバリシビリ)というタフなファイターが相手だった。試合に出て、全力で戦った。試合が終わった瞬間、PI(パフォーマンス・インスティチュート)に行って、ケアしてもらった。今までで一番調子がいい。これはまだ始まりに過ぎないぜ。試合に戻ってこられてうれしい。今はとにかく楽しむつもりだ。まだ生まれたばかりの姪っ子がいて、昨日、心臓の手術を受けたんだ。だから会いに行きたい。初めて顔を見にね」

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