日本時間11月29日(日)にラスベガスのUFC APEXで開催予定のUFCファイトナイト・ラスベガス15にウェルター級の佐藤天の出場が決まり、ミゲル・バエザと対戦することになった。
バエザはデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身でキャリア通算9勝0敗を誇り、うち7回がノックアウト勝ちというフィニッシャーだ。約1年前にオクタゴンデビューを果たし、今年5月にはフロリダでマット・ブラウンと対戦してTKO勝利を収めている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックのさなか、6月にラスベガスでUFCの3戦目に臨んだ佐藤は、直前に対戦相手が変わる難しい状況にもかかわらず、試合開始からエンジン全開のパフォーマンスを披露、わずか48秒でTKO勝利を飾った。8月にも同じくラスベガスで試合に臨む予定だったが、健康状態を踏まえて欠場せざるを得ず、今回がオクタゴン4試合目となる。
佐藤は「8月に試合が流れてしまいましたが、そこからずっといつ試合があってもいいようにやるべきことを着々とやって準備をしてきました」と明かし、こう続けた。
「試合に向けての準備はしっかりできているので、まずは、次こそは確実に試合にたどり着けるように体調面の管理を徹底しつつ、残りの時間を過ごしていきます」
「そして契約最終戦、しっかりと乗り越えて1つ上に行きます」
UFCでは3戦して2勝1敗の佐藤も勝利した試合はいずれもノックアウトで決めており、バエザと佐藤のフィニッシャー対決に注目が集まる。
佐藤天が11月末にラスベガスでバエザと対戦!
UFCファイトナイト 対戦カード