2020年10月にジャスティン・ゲイジーを撃破して無敗を維持しながらも、引退を表明したUFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフだが、UFCファイトアイランドが特設されたアブダビで現地15日(金)にUFC会長のデイナ・ホワイトと面談し、復帰の可能性を閉ざしていないことが判明した。
ホワイトはUFCファイトナイト・ファイトアイランド7が生中継されたアメリカ『ABC』で、「基本的には、今の彼は自分が達成したかったことをすべてやりきったと感じている」と明かしている。
しかしながら、無敗を誇る32歳のヌルマゴメドフはトニー・ファーガソンに勝利したブラジルのチャールズ・オリベイラに感銘を受けたといい、日本時間1月24日(日)に開催するUFC 257に予定されるコナー・マクレガーとダスティン・ポワリエのメインイベント、マイケル・チャンドラーとダニエル・フッカーのセミメインイベントを注視するつもりだという。
「もし彼らが何かしらスペシャルなことをすれば、ハビブが彼らと戦うだろう」とも話したホワイトは、ヌルマゴメドフの復帰が契約締結から程遠いと主張しつつも、ヌルマゴメドフはライト級を停滞させるつもりはないと明言しており、割合に早い段階で、ライト級の状況がはっきりすることになりそうだ。
加えて、来週末には多くのライト級ファイターが試合を控えている。
デイナ・ホワイトが明かすハビブ・ヌルマゴメドフの最新情報
UFC