UFC 257:激闘多数のプレリム、アルマン・ツァルキヤンがマット・フレボラに判定勝ち

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 257:アルマン・ツァルキヤン vs. マット・フレボラ【アラブ首長国連邦・アブダビ/2021年1月24日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
UFC 257:アルマン・ツァルキヤン vs. マット・フレボラ【アラブ首長国連邦・アブダビ/2021年1月24日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
日本時間1月24日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設するUFCファイトアイランドを舞台にUFC 257が開催され、プレリムのトリを飾ったアルマン・ツァルキヤンとマット・フレボラのライト級マッチはフルラウンドの末にツァルキヤンが白星を勝ち取った。

【プレリム】
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○アルマン・ツァルキヤン vs. マット・フレボラ●
判定3-0(30-27、30-26、30-27)


アルマン・ツァルキヤン

「ヤバかった。マットの試合を見て、新しい対戦相手になったんだと思うことにした。新しいゲームプランを立てないといけなかったし、勝てて本当にうれしい。キャンプはサウスポー対策だったから、マジで大変だった。スパーリングは常にサウスポーを相手にしていたし、オーソドックスになっていたら、“違うぞ、俺はサウスポーと対戦するんだからスタンスを変えてくれ”と頼んでいたくらいだ。でも、まあいい。コーチはスパーリングと思っていけと言ってくれたし、テクニカルなところは考えなくていいと言ってくれた。この相手を想定してキャンプに励んできたわけじゃないからね。オーソドックスを相手にしたときに何をすればいいかは分かっているし、レスリングが助けになった。うれしいよ。ナスラット(ハクパラスト、もともとの対戦相手)をチョークで決めたかったな。ナスラットが柔術に優れているっていうんで、柔術にかなり力を入れてきたからね。グラップリングもたくさんやったし、チョークを決めたかったけど、今回の相手も、かなり良いブラジリアン柔術を持っているし、茶帯だから、簡単な相手ではない。何度か試してみたけど、うまくディフェンスされた。かなり難しかったけど、フリースタイルのレスリングをやってきた俺の方がうまかったし、コントロールも打撃も良かったと思っている。トップ15とやりたい。その準備はできていると思っている」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ブラッド・タバレス vs. アントニオ・カルロスJr. ●
判定3-0(30-27、29-28、30-27)


ブラッド・タバレス

「勝てて嬉しいよ。連敗していたからね。今日は必ず勝利するつもりで試合に挑んだ。UFC PIのおかげで最高の状態で今日を迎えることができた。もちろん試合ではフィニッシュを狙っていたけど、試合自体はしっかり支配することができたと思っている。ケージ側で相手に抑えられる時もしっかり打撃を打ってポイントを稼ぐことができた。相手は少し疲れているように見えた。ファンにも後押しを受けた部分もあるよ。俺が放った打撃に反応してくれて嬉しかった。今のところはケガもないから、UFCからのオファーを待ってチームと一緒に試合を決めていくことになると思う」


女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ジュリアナ・ペーニャ vs. サラ・マクマン●
3ラウンド(3分39秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ジュリアナ・ペーニャ

「良い試合ができたと思う。足を止めないこと、相手にコントロールを握らせないことを考えながら試合に挑んだわ。立ち技でも寝技でもフィニッシュを決めることができるのは自分でも良く分かっている。試合中は焦らないことが何よりも大切。自分のやるべきことだけに集中して試合ができたと思う。相手は右側からテイクダウンをとるのが好きな選手、それを想定して練習もしていた。でも今日は左側から狙ってきたのもあって、グリップを変えてリアネイキドチョークをかけた。ジャーメイン・デ・ランダミーに負けたのは過去の話、今日はサラとの試合にちゃんと集中していた。これだけ印象的な勝ち方をした、だから次は王者アマンダと試合がしたい」


ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●カリル・ラウントリーJr. vs. マルチン・プラフニオ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


マルチン・プラフニオ

「第1ラウンドと第3ラウンドは俺が勝って、第2ラウンドは相手が勝ったと思っている。俺も相手の打撃が当たり何度か倒れる場面もあったけど、すぐに立ち上がって相手に向かっていった。意識が飛ぶことはなかった。しっかり相手の動きも見えていたし、今考えるとそこまで強い打撃ではなかった。3年間負けが続いたからね。やっと勝利することができて嬉しいよ。本当に誇らしく思うし、家族や子供のことを考えて戦ったよ。プレッシャーはそこまで感じなかった。試合前には寝ることもできたし、しっかり勝利の瞬間をイメージして試合にも挑めた。状況がタフになればなるほど強くなるのが俺だ」


【アーリープレリム】
キャッチウェイト 5分3ラウンド
●ニック・レンツ vs. モフサル・エフロエフ○
判定2-1(28-29、29-28、28-29)


モフサル・エフロエフ

「別に驚きはなかった。コーチたちが彼のギロチンに備えられるようにしておいてくれたから、この状況は想定済みさ。俺にとってはスプリット判定だったことが唯一のサプライズ。すべてのラウンドを取ったはずだからユナニマス判定で勝ったと思っている。今回の試合は短期間だったし、今回の試合に関しては向こうのカーディオが少しいいのは分かっていたんだ。相手のカーディオに合わせるには1ラウンドが必要だった。1ラウンドを終えてからは向こうが死んでいた。第2ラウンドも第3ラウンドも全部見えたし、相手をボコボコにしてやった。トップ10とやりたい。この階級の全員を倒す自信はあるし、次の試合はいい相手とやらないといけない。今回の相手のニックはベテランだし、本当に素晴らしいファイター。リスペクトもしている。だけど、俺は誰よりも優れていると思っているし、ベルトがすべて。あのベルトを次に取るのは俺だ」


フライ級マッチ 5分3ラウンド
○アミル・アルバジ vs. ジャルガス・ジュマグロフ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


アミル・アルバジ

「最高の試合では決してなかった。今回はキャンプ期間が長く、可能な限り準備してきたことを披露しようと考えていた。相手は終盤になって少し切羽詰まった感じがあった。打ち合いに持ち込んで一発を狙っていたんだと思う。相手がテイクダウンをもっと狙ってくるかと思っていた。俺もテイクダウンを何度か狙おうと考えたけど、相手が汗ですごく滑りやすかった。またUFCから電話がくればファイトアイランドで試合したいと思う。中東ではすごく試合がしやすい」

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