UFCファイトナイト・ラスベガス28:ラティフィがボーザーにスプリット判定勝ち

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ラスベガス28:タナー・ボーザー vs. イリル・ラティフィ【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年6月5日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ラスベガス28:タナー・ボーザー vs. イリル・ラティフィ【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2021年6月5日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)】
日本時間6月6日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス28が開催され、プレリムとして行われた7試合のうち6試合は判定決着となった。

なお、メインカードの初戦に予定されていたトム・ブリーズとアントニオ・アロヨのミドル級マッチが、ブリーズの欠場によって中止となったため、プレリムのトリを飾る予定だったモンタナ・デ・ラ・ロサ対アリアネ・リプスキ戦はメインカードに移動した。

【プレリム】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●タナー・ボーザー vs. イリル・ラティフィ○
判定2-1(28-29、28-29、28-27)


イリル・ラティフィ

(大事を取って病院に向かったため、コメントなし)


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●フランシスコ・トリナウド vs. ムスリム・サリコフ○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


ムスリム・サリコフ

(大事を取って病院に向かったため、コメントなし)


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●マクワン・アミルカーニ vs. カムエラ・カーク○
判定3-0(28-29、27-30、28-29)


カムエラ・カーク

「フィニッシュできればと思っていたんだけどね。いつもフィニッシュを狙っている。今回の試合に挑むにあたって、俺は11勝して11回のフィニッシュを記録していた。そのうち9回は1ラウンドで決めて、2回は第2ラウンドだ。常にフィニッシュを目指している。だから、今回の試合をフィニッシュできずにがっかりしているけど、いつもいつも自分に打ち勝てるわけじゃない。アミルカーニはタフな相手。世界の強豪を相手にやってきた人だ。常にフィニッシュを目指しているとはいえ、いつもそうなるとは限らない。直前のオファーを受けたから、この結果に満足している。今回が直前のオファーだったんだから、これがフルキャンプとなれば、もっと期待してもらえるはずだ。アミルカーニとの試合の連絡を受けたとき、彼のことを知っていたから、この瞬間がもっと最高になると思ったんだ。次の試合ではさらにステップアップして有名なフェザー級ファイターと戦い、ここからさらに上を目指したい」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
アラン・パトリック vs. メイソン・ジョーンズ
2ラウンド(2分14秒)ノーコンテスト(偶発的なアイポークにより判定なし)


メイソン・ジョーンズ

「立ち上がったときに、相手の肩にポンと乗っただけで滑ってしまった。そのまま目に入ってしまったんだ。すぐに下がって謝った。目に入ったのは分かっていた。それが目であれ、相手が逃げたかっただけにせよ、完全に俺のせいだ。相手に逃げるチャンスを与えてしまったんだからね。ネズミに逃げ場を与えれば逃げられてしまう。それは俺の責任だ。今回の試合はUFCで自分の基盤を確保するための試合だった。いいパフォーマンスだったとしても、勝利じゃないと意味がない。UFCは勝者のためのものだから。どんな状況だったかは関係なく、勝ちにはできなかった。みんなが覚えているのはアラン・パトリックを相手にノーコンテストだったヤツだってことだろう。自分でコントロールできたことだけに、腹立たしくてしょうがない。そこから学んだとはいえ、悔しさは拭えない」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○マノン・フィオロ vs. タバサ・リッチ●
2ラウンド(3分00秒)TKO


マノン・フィオロ

「最高の気分よ。タバサがテイクダウンを狙っていたのは分かっていたから、距離を取ってノックアウトを狙うつもりだった。本当にうれしい。試合に臨むときはノックアウトを狙っているの。チャンピオンになりたい。2試合で2回のノックアウトだから、トップ10かトップ15の相手とやれるはず。年内にまた戦いたいし、トップ15に入れるようにしたい」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○ショーン・ウッドソン vs. ユーセフ・ザラル●
判定2-1(28-29、29-28、29-28)


ショーン・ウッドソン

「今回の試合で勝つことは自分にとってものすごく大事だった。言葉にできないよ。ここにふさわしい実力を示すことが本当に重要だったんだ。逆境に立たされているような感じだった。よく分からないけど、仕事を守るために戦っていたというか。とにかく、ここで勝つことがとても大事だったってこと。接戦だったのは分かっていた。自分が100%勝っていたと言うつもりはない。最初のラウンドは相手が取ったと思う。第2ラウンドは五分五分、でも、第3ラウンドは俺が取ったという自信があった。スプリット判定になったことに驚きはまったくない。自分が勝てたことに感謝している。序盤はダメダメだった。1年も休んだし、当然、腕がさび付いていたのは間違いない。タイミングが合わなかった。それでも、まずまずのテイクダウンディフェンスは見せられたと思うし、ほとんど防御できた。相手はケージに対してかなりプレッシャーをかけてきたし、たぶん、自分が勝ったと思っていたんだろうけど、ダメージを与えたのはこっちが多い。2回もあと少しでギロチンが決まりそうだったし、フィニッシュしかけていたのはこっちだ。そのおかげで勝てたんだと思う。フィニッシュを狙っていったし、向こうは逃げ出そうとしていただけ。9月か10月には戻ってきたい。もう1年とか長い休みはごめんだ。3カ月か4カ月ごとに試合がしたい」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○クラウディオ・プエレス vs. ジョーダン・レビット●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


クラウディオ・プエレス

「これで3連勝だ。毎日、必死にトレーニングに励んでいる。オクタゴンから離れて2年経っていたけど、それでも毎週ジムで練習している。改善したところを見せられたとは思うけど、まだまだこんなもんじゃない。これからもっと俺の力を見てもらえると思う。相手の無敗記録を止めた。ジムでのハードな練習が報われたよ。世界でトップの人たちと練習しているからね。あと数試合できれば、俺が脅威な存在だってことを分かってもらえるだろう。もっとトレーニングしてうまくなるための時間が必要。試合のたびに改善したところを見てもらえるはずだ。もちろん、今年は忙しくしていたい。1年に1試合だけじゃ難しい。年内にあと2試合できることを願っている」
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