日本時間7月9日(日)、ラスベガスのT-MobileアリーナでUFC 213が開催され、ウェルター級のジョーダン・メインとベラル・ムハマッドが対戦した。
開始直後からジャブを放ちながら足も使ってメインを攻め立てたムハマッドはタックルからケージ際に追い込んで優位を誇った第1ラウンドのリズムを次のラウンドにもつなげる。ラウンド終盤にはムハマッドが再びメインをケージに押し込んでテイクダウンを奪うも、決め手には至らない。それでも、試合を通して優勢だったムハマッドがジャッジ3名の支持を得てユナニマス判定で勝利した。
ウェルター級 5分3ラウンド
●ジョーダン・メイン vs. ベラル・ムハマッド○
判定3-0(28-29-、28-29、27-30)
ベラル・ムハマッド
「試合を通して自分が圧倒しているのは感じていたし、すべては世界一のチームと一緒にトレーニングできたおかげだ。相手の忍耐強さにはびっくりした。フィニッシュしたかったけど、ちょっとためらってしまった。これで良い位置につけられると思うから、このままウェルター級を駆け上がっていきたい。ヤンシー(メデイロス)と俺なら最高の試合になるんじゃないか。それか、コルビー・コビントンが自分とは誰も戦いたがらないとか言っていたけど、いつだって相手になってやる。月曜日にはジムに戻るつもりだ。いつでも準備万端さ」