ペティスがミラーに完勝、ライト級復帰戦で勝利

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 213:アンソニー・ペティス vs. ジム・ミラー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2017年7月8日(Photo by Christian Petersen/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 213:アンソニー・ペティス vs. ジム・ミラー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2017年7月8日(Photo by Christian Petersen/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間7月9日(日)、ラスベガスのT-MobileアリーナでUFC 213が開催され、メインカードでアンソニー・ペティス対ジム・ミラーのライト級マッチが行われた。

ライト級の復帰戦となった“ショータイム”ことペティスが序盤から強烈なケリとプレッシャーでペースをつかんでいく。右のキックとパンチ、さらに飛び膝でミラーをケージ際に追い詰めたペティスがさらに打ち込んでいくも、ミラーも反撃の兆候を見せてペティスにタックルを仕掛けていった。

第2ラウンドでペティスの強烈なヘッドキックを受けたミラーの顔から大量の出血が認められ、身体を組むペティスにもその返り血が襲う。負傷する中でもペティスにパウンドを放っていったミラーが関節技を仕掛けたが、ペティスがそれを返して逆にサブミッションを狙っていった。相次ぐ形勢逆転にファンの興奮も高まったが、フルラウンドに渡った両者の戦いは優位を譲らなかったペティスに軍配が上がっている。

階級をライト級に戻したペティスにとっては2016年8月以来の白星だ。

ライト級 5分3ラウンド
○アンソニー・ペティス vs. ジム・ミラー●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)

アンソニー・ペティス

「ライト級に戻ってこられて本当にうれしい。ファンも試合を楽しめたんじゃないかな。2人とも全力を尽くして戦った。ずっとフィニッシュを狙っていたんだ。何度かキレイにヘッドキックを決められたのに、ジム・ミラーはとにかくタフで立ち向かってくる。今までよりもフィーリングが良かったから、試合をおもしろくさせようとがんばった。レスリングのディフェンスを強化してきたから、今日は自分の打撃力と合わせてその成果を見せたかった。おもしろい試合だったし、今はまたあの場所に戻ることを楽しみにしている。次の目標は3度目の世界チャンピオンだ」


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