UFC 282の対戦カードが下記のように変更された。
負傷により、ロビー・ローラーがサンチアゴ・ポンジニッビオとのウェルター級マッチから除外された。ローラーに代わり、UFCのベテランであり、4連勝中のアレックス・モロノがオクタゴンに立つ。この試合は180パウンドのキャッチウエイトで実施される予定だ。
さらに、ビザの問題によって、アントニオ・トロコリ(アレクサンダー・グスタフソンの代役)がオヴィンス・サン・プルーとのライトヘビー級から除外。結果として、この試合は週末のファイトカードから外れている。
その他、メインイベントを含めて以前に発表された変更点は以下の通り。
グローバー・テイシェイラと対戦する予定だったUFCライトヘビー級チャンピオンのイリー・プロハースカが長いリハビリテーション期間を必要とする肩のケガを負い、アスリートたちとこの階級に対する敬意から、自らの王座を空位とすることを選んでいる。その結果、UFC 282のメインイベントとして、元王者で現在はランキング2位につけるヤン・ブラホビッチが、急上昇中のファイターであるランキング3位のマゴメド・アンカラエフと対戦することになった。
ブラジリアン柔術のブラックベルトで、伝説に残るほどのノックアウトパワーで知られるブラホビッチは、過去6勝のうち4戦で強烈なフィニッシュを決めており、今回も見事な白星を挙げて失った王冠を取り返そうとしている。一方のアンカラエフはUFCライトヘビー級史上2番目に長い連勝記録を更新中であり、その中にはフィニッシュで締めくくった5試合も含まれる。こちらも連勝記録を伸ばし、自身初のUFCタイトルを手にするのが狙いだ。
ロニー・ローレンスがキャメロン・サーイマンとのバンタム級マッチから除外。ローレンスに代わり、UFCニューカマーである無敗のスティーブン・コスロウがオクタゴンに立つ。コスロウはこれまでのバトルのすべてを、第1ラウンドのサブミッション勝利で締めくくってきた。
UFC 282:ブラホビッチ vs. アンカラエフは日本時間12月11日(日)にアメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナで開催される予定だ。