デイナ・ホワイトがUFC 288のセミメインイベントを含む今後の予定を発表

UFC会長のデイナ・ホワイトが総合格闘技界の最高峰であるUFCの今後数カ月にわたる予定を発表した。その一つが、日本時間2023年5月7日（日）実施のUFC 288：スターリング vs. セフードに組まれたセミメインイベント、ベラル・ムハマッドとギルバート・バーンズによる一戦だ。

当初、セミメインイベントに予定されていた元ライト級王者チャールズ・オリベイラ対ベニール・ダリウシュの試合が“ドゥ・ブロンクス”ことオリベイラの負傷で延期されたため、新たなカードが組まれている。

オリベイラ対ダリウシュはUFCがカナダ・バンクーバーを再訪するUFC 289：ヌネス vs. ペーニャ3のセミメインイベントに変更された。

その他に発表された予定の一つが、現地7月22日（土）のロンドン帰還だ。O2アリーナに2年で4度目のオクタゴン設置が予定されている。

その以前、現地6月3日（土）にUFC APEXで行われるファイトナイトのメインイベントがジャック・ハーマンソンとブレンダン・アレンによるミドル級マッチになることも発表された。ハーマンソンは2022年12月の落胆の試合から巻き返すことに闘志を燃やしており、デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身で3回の1本勝ちを含む4連勝を決めているアレンの勢いを止めようとしている。

舞台がカナダからUFC APEXへと戻った6月17日（土）には、元タイトルチャレンジャーであるマービン・ヴェットーリとジャレッド・キャノニアがメインイベントを務める。それぞれ、ロマン・ドリーゼ、ショーン・ストリックランドに強力な勝利を収めた2人だ。

UFCは6月24日（土）にジャクソンビルへ向かい、そこではフェザー級マッチがトリを飾ることになる。元暫定王座挑戦者のジョシュ・エメットがイリア・トプリアを迎え、立て直しの勝利を狙う。13勝0敗という見事な記録を残すトプリアは、過去4戦でフィニッシュを決めており、その中にはブライス・ミッチェルに対する1本勝ちも含まれている。初めてのタイトル戦を目指すトプリアにとっては、大きなものが懸かった一戦だ。

また、7月1日にUFC APEXで実施されるUFCファイトナイトでもミドル級マッチがメインイベントとなり、ストリックランドがアブス・マゴメドフと拳を合わせる予定だ。