UFCがヌネス対ペーニャ3の女子バンタム級タイトルマッチと共にカナダ再訪

UFC PPV 対戦カード
UFC 277:ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネス【アメリカ・テキサス州ダラス/2022年7月30日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC)】
UFC 277:ジュリアナ・ペーニャ vs. アマンダ・ヌネス【アメリカ・テキサス州ダラス/2022年7月30日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC)】
世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFCが、ほぼ4年ぶりにカナダを再訪する。日本時間2023年6月11日(日)、バンクーバーのロジャーズ・アリーナで開催されるのはUFC 289:ヌネス vs. ペーニャ3だ。

この週末のメインイベントでは女子フェザー級および女子バンタム級チャンピオンのアマンダ・ヌネスが、後者のベルトを懸けて元女子バンタム級王者のジュリアナ・ペーニャと激突。期待高まるこの一戦以外にも注目のカードが組まれる。

「カナダに戻るのがとても楽しみだ」と言うUFC会長のデイナ・ホワイトは「私の生涯の中でも最高のイベントのいくつかは、カナダで起こったものだ。ファンは素晴らしく、私はカナダのすべての都市を愛している。バンクーバーに最高のペイ・パー・ビューイベントを届けるのが待ちきれない。戻ってきたぞ!」と続けた。

史上最高の女性ファイターであるヌネス(22勝5敗、元ブラジル・バイーア、現アメリカ・フロリダ州コーラルスプリングス)は、複数階級での女子タイトル防衛における新記録を打ち立てようとしている。将来の殿堂入りが確実なヌネスは、元王者のロンダ・ラウジー、ホリー・ホルム、クリス・サイボーグといった強敵に伝説的なノックアウトを決めてきた。今回の目的はペーニャの足を止めて、最後に笑う者となることだ。

一方のペーニャ(12勝5敗、元アメリカ・ワシントン州スポーカン、現イリノイ州シカゴ)はヌネスに再び1本勝ちを収めることでMMA界を驚かせようとしている。ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン18のウイナーであるペーニャは、ヌネスの他にもサラ・マクマンやキャット・ジンガノ、ジェシカ・アイといったメンバーから印象深い勝利を奪ってきた。ペーニャは人々の話題をさらうパフォーマンスによって、再び女子バンタム級の頂点に立つことを視野に入れている。

他には下記のようなカードが予定されている。

ミドル級マッチ:ナッソーディン・イマボフ(ランキング12位) vs. クリス・カーティス(ランキング15位)
フェザー級マッチ:ダン・イゲ(ランキング13位) vs. ネイト・ラウンドワー
ライトヘビー級マッチ:カリル・ラウントリーJr.(ランキング13位) vs. クリス・ドーカス
フェザー級マッチ:カイル・ネルソン vs. ブレイク・ビルダー
ミドル級マッチ:マルク・アンドレ・バリオー vs. エリク・アンダース
フライ級マッチ:マット・シュネル(ランキング8位) vs. ダビッド・ドボジャーク(ランキング10位)
フェザー級マッチ:ハキーム・ダオドゥ vs. ルーカス・アウメイダ
女子フライ級マッチ:ミランダ・マーベリック vs. ジャスミン・ジャスダビシアス
バンタム級マッチ:アイマン・ザハビ vs. アオリ・チロン
女子ストロー級マッチ:ディアナ・ベルビタ vs. マリア・オリベイラ
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