ホワイト会長がUFC 290のメインイベントなど注目の対戦カードを発表

UFC 対戦カード
UFC 290:アレクサンダー・ボルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲス【UFC】
UFC 290:アレクサンダー・ボルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲス【UFC】
現地時間10日(水)、UFC会長のデイナ・ホワイトが今後行われるいくつかの重要な試合について発表した。

「7月8日、ラスベガスにインターナショナルファイトウイークが帰ってくる」と語り始めたホワイト会長はこう続けている。

「ついにメインカードが整ったことを発表できてうれしい。アレクサンダー・ボルカノフスキーとヤイール・ロドリゲスが、UFC 290のメインカードでフェザー級のベルトを統一する。ボルカノフスキーはパウンド・フォー・パウンドで世界2位のファイターであり、UFCのフェザー級で負けたことがない」

また、フライ級王者のブランドン・モレノと挑戦者アレクサンダー・パントーハによるフライ級タイトルマッチがUFC 290のセミメインイベントになることも発表された。

メインカードにはイズラエル・アデサニヤの次の対戦相手になることを狙うロバート・ウィテカーとドリカス・デュ・プレシの一戦も組まれた。他にはジェイリン・ターナーがダン・フッカーとのライト級マッチに臨む。新星ボー・ニッカルはTUF(ジ・アルティメット・ファイター)が輩出したトレーシアン・ゴアと対戦する予定だ。

「目玉になるのはロビー・ローラー対ニコ・プライスだ」と言うホワイト会長は、ローラーがUFC 290の2日前にUFC殿堂に加えられることに触れつつ、次のようにつけ加えた。

「ロビーはUFCやStrikeforceのワールドチャンピオンだった・・・私はロビー・ローラーが19歳の時に彼を見つけ、UFC 290は彼の22年におよぶとてつもないキャリアの最後の試合になるだろう」

ホワイト会長はさらに、UFC 290のプレリムでの元王者デイブソン・フィゲイレードの帰還などを発表。さらに、UFCファイトナイト・ロンドンについてこう述べている。

「UFCが7月22日にロンドンのO2アリーナを再訪するのはもうご存知かもしれないな。われわれはちょうどメインイベントを取りまとめたところだ。ヘビー級ランキング5位のトム・アスピナルが戻ってきて、ランキング10位のマルチン・ティブラと対戦する」

一連の発表の最後に、ホワイト会長はファイトパスインビテーショナルの復活を宣言した。このグラップリングの祭典は6月29日に再び登場し、アンソニー・スミス対グローバー・テイシェイラをセミメインイベントに予定。その模様は『UFC FIGHT PASS(UFCファイト・パス)』で独占生配信されるとのことだ。
Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY