夢がかなったヘンリー、憧れのオクタゴンで初戦白星

日本時間7月17日（月）、スコットランドのThe SSE HydroでUFCファイトナイト・グラスゴーが開催され、ダニー・ヘンリーとダニエル・テイムルによるライト級マッチが行われた。

第1ラウンドではテイルムが右ローや右のカウンターからヘンリーを攻め立て、ケージ際に押し込んで優位に立つも、第2ラウンド以降はヘンリーが立て直し、ビッグショットを何度も決めたほか、テイルムをテイクダウンしてグラウンドでもその強さを発揮した。結果は3名のジャッジともヘンリーの勝利を指示し、ユナニマス判定でヘンリーが白星をもぎ取っている。

ライト級マッチ　5分3ラウンド
○ダニー・ヘンリー vs. ダニエル・テイムル●
判定3-0（29-26、29-28、29-28）

ダニー・ヘンリー

「かなりスロースターターなんだ。だから目が覚めるまで何度か攻撃を食らってしまうことがある。でも、ちゃんと巻き返せたし、第2ラウンドと第3ラウンドは自分の方が強力だったと思っているから、勝利は俺のものだ。相手がタフなのは分かっていたし、パンチにかなり頼ってくるだろうからそのうち疲れるだろうとも思っていた。第1ラウンドはいかれてしまったけどね。相手の戦い方はかなりのエネルギーを使うから、最初さえ乗り越えたら、相手がスローダウンするから自分の方が少し有利になるだろうと思っていたんだ。コーチがいつも通り良いプランを考えてくれたし、すべてうまくいった。この場にいられて夢のよう。数年前はまだ全然、言ったところでジョークに聞こえる夢だった。MMAは楽しむためにやっている。ゆっくりだけど確実に成長してこのレベルにやって来た。すごいことだ。なんて最高で夢のようなんだろう」