ホワイト会長がUFC 295のセミメインイベントとUFC 296のタイトル戦2試合を発表

UFC PPV 対戦カード
UFC 286:レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマン【イギリス・ロンドン/2023年3月18日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 286:レオン・エドワーズ vs. カマル・ウスマン【イギリス・ロンドン/2023年3月18日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC会長のデイナ・ホワイトが2023年最後の2つのペイ・パー・ビューイベントについて、自身のソーシャルメディアチャンネルで大きな発表を行った。

ニューヨークシティで開催されるUFC 295ではジョン・ジョーンズとスティペ・ミオシッチによるヘビー級タイトルマッチがメインイベントを飾ることがすでに発表されており、今回はそれに加えて、イリー・プロハースカとアレックス・ペレイラが空位になっているライトヘビー級のタイトルを懸けて戦うことが明かされた。プロハースカは2022年6月にグローバー・テイシェイラを倒してライトヘビー級の頂点に立って以降、負傷が原因でオクタゴンに姿を現していなかったものの、今回は気合十分でベルト奪還に挑む。一方、2022年にマディソンスクエアガーデンでミドル級のタイトルを手に入れたペレイラは、新たな階級でもベルトを獲得しようとしている。ホワイト会長はこの試合をロースターの中で“最もエキサイティング”なファイターと“最も恐ろしい”ファイターの激突だと表現しており、ニューヨークのファンを熱狂させること間違いなしだろう。

その1カ月後、オクタゴンはUFC 296の舞台であるラスベガスに戻ってくる。ここではウェルター級王者のレオン・エドワーズが2回目のタイトル防衛に挑戦。相手はカーディオキングのコルビー・コビントンだ。かつてはチャンピオンだったカマル・ウスマンに2度負けていたエドワーズだが、今はそのウスマンに2連勝を決めている状況。ウスマンに負けていた当時も、それ以外の相手については圧倒的とも言える白星を挙げてきた。

エドワーズ対コビントンと並んでラスベガスに組まれているのが、新たに戴冠したアレクサンドル・パントーハがブランドン・ロイバルを相手に初のタイトル防衛に臨む、エキサイティングなフライ級タイトルマッチだ。パントーハが強力なパフォーマンスでメキシコのブランドン・モレノからベルトを奪い取ったのに対し、ロイバルは3連勝の波に乗っている。

ホワイト会長は自身とマッチメーカーたちがまだラスト2回のペイ・パー・ビューイベントのカードを組み終わっていないことを強調。今後の情報に注目だ。
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