UFC 295：ジョーンズ vs. ミオシッチに3試合が追加

UFCが毎年訪れているニューヨーク。今年はジョン・ジョーンズがヘビー級で最も多くのタイトル戦を制してきたスティペ・ミオシッチを相手に、初のタイトル防衛に挑む。セミメインイベントでは元ライトヘビー級王者のイリー・プロハースカがケガによる休止期間から復帰して、元ミドル級チャンピオンのアレックス・ペレイラと、空位になっているライトヘビー級の王座を懸けて拳を合わせる。その他のカードも次々と決まっていく中、プレリムにさらに3試合が追加された。

デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズに2度出場して1勝1敗を記録し、UFCデビュー戦ではショーン・ウッドソンに敗れたフェザー級のデニス・ブズカが、オクタゴン初勝利を目指してUFC 295に登場。ロンゴ・ワイドマンMMAを代表するファイターであるブズカは、ジャマル・エマースと対戦する。6月にジャック・ジェンキンスにスプリット判定負けを喫したエマースは、ここで巻き返したいところだ。

一方、マテウシュ・レベツキは現在の16連勝という記録を、3度目のオクタゴンでさらに伸ばすことを目指す。6月に強烈なノックアウトでルイク・ラジャボフを下したレベツキは、この勝利によってUFCでの白星を2とした。そのレベツキが対戦するのはこれまで負けなしのヌルーロ・アリエフ。デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズが輩出したファイターであるアリエフは、UFCファイトナイト・ラスベガス70：ムニス vs. アレンでハファエル・アウベスにマジョリティ判定勝ちを収めており、UFC 295で連勝を飾れば10勝に達することになる。

さらに、ナジム・サディコフがヴィチェスラフ・ボルシェフ戦で3度目のUFC出場を果たす。サディコフは9連勝の波に乗っており、中にはオクタゴンでテクニカルノックアウトを決めた2勝も含まれる。前戦では第2ラウンドでテランス・マッキニーに1本勝ちを収めた。一方のボルシェフは5月に久々の勝利をつかんでおり、マハシャテを第2ラウンドの半ばで仕留めている。

UFC 295：ジョーンズ vs. ミオシッチ
日本時間2023年11月12日（日）
アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク ／マディソン・スクエア・ガーデン

フェザー級マッチ
デニス・ブズカ vs. ジャマル・エマース
ライト級マッチ
マテウシュ・レベツキ vs. ヌルーロ・アリエフ
ライト級マッチ
ナジム・サディコフ vs. ヴィチェスラフ・ボルシェフ