ブルゴスがペペイを圧倒、10連勝と無敗記録を更新

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ロングアイランド:シェーン・ブルゴス vs. ゴドフレッド・ペペイ【ニューヨーク州・アメリカ/2017年7月22日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ロングアイランド:シェーン・ブルゴス vs. ゴドフレッド・ペペイ【ニューヨーク州・アメリカ/2017年7月22日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間7月23日(日)、アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドにあるNYCB LIVE:ホーム・オブ・ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにてUFCファイトナイト・ロングアイランドが開催され、シェーン・ブルゴス対ゴドフレッド・ペペイのフェザー級マッチが行われた。

ペペイの回し蹴りで始まった試合は冷静にペペイの動きを見極めようと構えるブルゴスがケージに押し込まれながらも右膝蹴りでペペイをダウンさせると、グラウンドゲームを展開せずに、ペペイに“立て”と挑発。ペペイはなんとか立ち上がったものの、ダメージが大きかったようで足元はふらつき、ブルゴスのアッパーカットをまともに食らった後、さらに右の強烈な一発を受けて再びダウンを喫した。それでも、ペペイはブルゴスをテイクダウンしようと攻撃に転じ、ストライキングでのパンチ力も見せつけた。

第2ラウンドもペペイが早々に回し蹴りを放ち、さらに果敢にブルゴスに打ち込んでいく。テイクダウンを狙うペペイに対し、ブルゴスはスタンディングでの対決にこだわっているようで、グラウンドゲームに持ち込みたいペペイの誘いには乗らない。ペペイを倒す場面がありながらもブルゴスはその度に距離を取って相手が立ち上がるのを待った。

最終ラウンドの開始前から目線で挑発し合う両者。後がないペペイは豪腕を生かして有効打を決めていったが、大ぶりのパンチが空振るシーンも多くなる。ブルゴスからボディを狙われたペペイはここでもダウンを喫してしまい、終了間際にはブルゴスがマウントポジションからパウンドを繰り返してフィニッシュまであと一歩に迫ったが時間切れ。3名のジャッジはすべてのラウンドでブルゴスが上回っていたと判定し、ブルゴスが白星を手に入れている。

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○シェーン・ブルゴス vs. ゴドフレッド・ペペイ●
判定3-0(30-26、30-26、29-28)

シェーン・ブルゴス

「UFCで戦った3試合ともニューヨークで白星だ。初勝利は地元から1時間半のところ、2回目は5時間、今回は1時間20分の距離だった。ただ、今の自分は娘がいるから、その点で今までよりはちょっと大きな意味がある。もう自分だけのために戦っているんじゃない。家族のために戦っている。自分に関わる500人がいる。それがとてつもなく大きい。地元に近い場所での試合に挑むときは力になるし、フィニッシュを狙ってやろうという気も高まる。さっきも言ったけど、もう俺は自分のために戦っているわけじゃなく、そういう皆のために戦っているんだ。それほど広くもないアパートに住んで、のし上がってやろうと思っている。MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)の試合をオファーされない限りは12月あたりにもう一度試合がしたいかな」

Facebook X LINE

オクタゴンガール
オフィシャルショップ
FANTASY