日本時間7月23日(日)、アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドにあるNYCB LIVE:ホーム・オブ・ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにてUFCファイトナイト・ロングアイランドが開催され、ライアン・ラフレア対アレックス・オリベイラのウェルター級マッチが行われた。
序盤から飛ばし気味に仕掛けていったラフレアがテイクダウンを成功させてオリベイラの動きを封じると、マウントポジションを取られたオリベイラも必死に逃れようとするも、ラフレアの拘束は解けず、ラウンドの半分はこう着状態となった。
第2ラウンドは早々にオリベイラがラフレアの足を引っ掛けてダウンを取るも、すぐに立ち上がる。テイクダウンを仕掛けるラフレアに対し、オリベイラはスピードを生かしてラフレアの攻撃をかわしていった。ラフレアが勢いをつけてオリベイラに接近した直後、オリベイラの放った右カウンターがクリーンヒットし、ラフレアはノックダウン。これまで一度もフィニッシュされたことのないラフレアをKOした“カウボーイ”ことオリベイラが戦績を17勝3敗1分2ノーコンテストに伸ばした。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ライアン・ラフレア vs. アレックス・オリベイラ○
2ラウンド(1分50秒)KO
アレックス・オリベイラ
「ライアンのスタンディングが良いのは知っていたけど、最大の武器はレスリングだから、最初のラウンドは冷静に、第2ラウンドではウオームアップで温めてゲームプラン通りにできた。ウェルター級では力を発揮できているから、この階級にとどまるつもりだ。UFCが格付けしてくれた場所が自分のポジションだと思っている。この階級のトップファイターと戦いたい」