元暫定ライト級王者のジャスティン・ゲイジーがBMF（バデスト・マザー・ファッカー／最凶のワル）の称号を懸け、元フェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイと対戦。UFC史上最もタフで、アクション満載のバトルが持ち味の2人が相まみえるこのライト級マッチは、名試合になること間違いなしだ。ホロウェイは2023年に堅実なシーズンを送り、5ラウンドマッチでアーノルド・アレンを退けた後、騒然とするシンガポールの観衆の前で、“ザ・コリアンゾンビ“ことジョン・チャンソンに強烈なノックアウトを決めている。一方、ゲイジーはソルトレイクシティで実施されたUFC 291でダスティン・ポワリエと再戦し、ノックアウト勝利によってBMFのタイトルを手にした。
ボスからさらなるビッグカードの大発表📣
— UFC Japan (@ufc_jp) January 17, 2024
ジム・ミラーとボビー・グリーンの対戦がついに実現✨
さらに・・・BMFタイトルをかけてジャスティン・ゲイジーとマックス・ホロウェイが激突👊#UFC300 pic.twitter.com/gA3nJMmXe7
それぞれの階級でタイトル争いの可能性を持つホロウェイとゲイジーが今回の試合を受けたことは、両者がこれまでにファイターとしてどのようなキャリアを送ってきたかと一致する。ライト級王者のイスラム・マカチェフは負傷から回復したときに次のタイトル防衛戦で対決したいファイターにゲイジーの名を挙げていたが、同時にUFC 299に組まれたダスティン・ポワリエ対ブノワ・サン・デニや、ホロウェイ対ゲイジーが行われるUFC 300に登場するアルマン・ツァルキヤン対チャールズ・オリベイラといった試合にも注目しているだろう。
また、UFC歴代試合数および勝利数でトップのジム・ミラーが、UFC 300で“キング”ことボビー・グリーンと拳を合わせることになった。2人のベテランにとって、今回は特別な機会になるはずだ。
UFC 100とUFC 200に参戦しているだけに、4月の試合はミラーにとって歴史的なものになるだろう。ミラーは1月に実施されたUFCファイトナイト・ラスベガス84：アンカラエフ vs. ウオーカー2で、ガブリエル・ベニテスに1本勝ちしている。
対するグリーンは過去3試合で2勝を挙げ、前戦ではジェイリン・ターナーにノックアウト負け。ファンに愛されるグリーンは2022年2月以来、勝敗にスコアカードを必要としたことがなく、ミラーも2021年10月以降でスコアカードを見たのは、1度だけだ。
