日本時間7月23日(日)、アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドにあるNYCB LIVE:ホーム・オブ・ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにてUFCファイトナイト・ロングアイランドが開催され、ライマン・グッド対エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントスのウェルター級マッチが行われた。
大歓声の中に登場した地元出身のグッドは過去6試合負けなし(5勝1ノーコンテスト)で2連勝中のドス・サントスとの一戦を迎え、ミドルキックで攻撃の糸口を探るも、その足をドス・サントスにとらえられてケージ際に追い込まれる。それでも、距離を取った後は落ち着いて打撃のチャンスを狙っていった。
互角のバトルを繰り広げる2人は有効打で相手の体力を削りながらも、自らも攻撃を受けて徐々に疲れが見え始める。最終ラウンドはドス・サントスが速い攻撃を仕掛けて急襲をかけたものの、セコンドから「冷静に」と声をかけられていたグッドは何発かを食らいながらもガードを固めてやり過ごした。
第3ラウンド後半は2人とも動きが鈍り、ドス・サントスは空振ることが多くなったが、ラスト10秒のカウントが轟くと両者が最後の力を振り絞ってパンチの応酬に打って出た。有効打数ではグッドが85回、ドス・サントスが74回と劣ったものの、ジャッジ3名中2人がドス・サントスの勝利を支持し、スプリット判定でドス・サントスが白星を手に入れている。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ライマン・グッド vs. エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス○
判定2-1(27-30、27-30、29-28)
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス
「気持ちだね。燃料切れになったときは気持ちがモノを言う。かなりたくさんの戦略を生み出さなきゃいけなかった。最初のはダメ、2つ目もうまくいかず、3つ目でいけた」
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントスがグッドに辛勝
UFCファイトナイト コメント 試合結果