【注目株】UFC 214:ジャレッド・ブルックス

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UFC 208:公式計量に臨んだジャレッド・ブルックス【2017年2月11日/アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 208:公式計量に臨んだジャレッド・ブルックス【2017年2月11日/アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
“ザ・モンキー・ゴッド”の異名を取るジャレッド・ブルックスは今年2月、ニール・シーリーの代役としてUFC 208でデビューし、ブルックリンでイアン・マッコールと対戦する予定だった。しかしながら、“アンクル・クリーピー”ことマッコールが試合当日に体調不良で病院に運ばれたため、ブルックスの初戦は流れている。それから5カ月、いまだ負けを知らないフライ級のブルックスは、ジ・アルティメット・ファイター(TUF)第24シーズンのセミファイナリストであるエリック・シェルトンとの対戦でオクタゴンに登場する機会を得た。

12勝0敗というパーフェクトなキャリアを有する24歳のブルックスは過去3戦全てでフィニッシュを決めており、自身がフライ級の将来の担い手であることを示してきた。「あなたにとってUFCとは?」との問いに対し、多くのファイターがこの舞台にたどり着くまでの長い旅のクライマックスや、最高レベルで戦うことによって得られる正当性の感覚について語る一方、「タイトルを勝ち取るまで、あまり意味はない」と答えるブルックスが見据えるものは明らかだ。

その旅の第一歩が、TUF第24シーズンの“ブロンズ・メダル・マッチアップ”でアレクサンドル・パントーハと接戦を繰り広げたシェルトンとのバトルで幕を開けようとしている。この試合の結果がフライ級における若手のトップを決定づけることだろう。
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