日本時間9月3日(日)、オランダのアホイ・ロッテルダムでUFCファイトナイト・ロッテルダムが開催され、マイク・サンチアゴ対ザビット・マゴメドシャリポフのフェザー級マッチが行われた。
回し蹴りで急襲を図ったマゴメドシャリポフに対してサンチアゴも臆することなく前に出ていき、ケージ際の攻防ではマゴメドシャリポフが優位に持ち込んだ。身体を話した後はマゴメドシャリポフが追い込まれる格好となりながらもアッパーカットをヒットさせ、ダメージを受けたサンチアゴにケージを使った連続回し蹴りを見舞う。膝と肘のコンビネーションも決めたが、サンチアゴも何とか踏ん張っている。
オクタゴンでの活躍が期待されるマゴメドシャリポフは第2ラウンドに入ってさらに勢いをつけ、若干疲れの見えたサンチアゴの猛攻を退けると、ケージ際で背後を取る。サンチアゴが懸命に逃れようと抵抗したものの、最後はマゴメドシャリポフがチョークを極めてタップを引き出した。
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●マイク・サンチアゴ vs. ザビット・マゴメドシャリポフ○
2ラウンド(4分22秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
ザビット・マゴメドシャリポフ
「この旅はすごいね。お払い箱になっちゃって、1年も試合をしていなかったから試合に飢えている。3ラウンドまで行くんじゃないかと思っていた。なんとなく試合をしていてそう思ったんだけど、第2ラウンドにフィニッシュのチャンスがあったから、それを逃さなかった。完璧だ。次はアルテム・ロボフと戦いたい。メディアに出てはいろいろとくだらないことを言って、あたかも自分がすごいファイターだと言わんばかりだけど、そうじゃない。俺が勝ってそれを証明したい。ボコボコにしてやる」
マイク・サンチアゴ
「とにかく舞台に上って必死に戦った。今日は相手の方が良かったんだと思う。2人ともデビュー戦だったけど、相手は久々の試合で自分はそうじゃなかったから、言い訳はなしだ。もし違う道を選ぶとすれば、契約の1週間後に行われる試合には出なかっただろうけど、自分の存在を世界に知らしめる今回のチャンスを逃す理由なんてなかったし、ここにとどまっていたい。今回の試合で自分がどういうヤツかを分かってもらえていたらうれしい。ファイターとして、人として。誰だって負けるし、完璧なヤツなんていない。すぐにまた戻ってくる。数日は休むけど、その後はまた全開でがんばって復活する」
期待のロシアの大器マゴメドシャリポフが華麗なるデビュー
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