ミハイロビッチをノックアウト、エディロフがUFC初勝利

日本時間9月3日（日）、オランダのアホイ・ロッテルダムでUFCファイトナイト・ロッテルダムが開催され、ライトヘビー級のボヤン・ミハイロビッチとアブドゥル・ケリム・エディロフが対戦した。

序盤から積極的に攻撃を仕掛けるエディロフに対し、ミハイロビッチは相手の出方を見ている様子。1分と経たずしてミハイロビッチをケージ際に追い込んだエディロフは足を取ってテイクダウンに持ち込み、マウントポジションから肘も生かしてパウンドを食らわせた。ミハイロビッチは押し込まれながらも必死に抵抗を試みたが、不利な体勢のまま逃れられず、強烈なパンチで目の当たりからは出血も確認できた。それでも、フィニッシュには至らず、第2ラウンドに突入する。

小休憩を挟んでもエディロフの勢いは止まらず、ミハイロビッチの攻撃を見切りながら再びテイクダウンを成功させている。またもパウンドの連打を浴びたミハイロビッチの顔は血で染まり、2分32秒のところでレフェリーが間に入って試合を止めた。

ライトヘビー級　5分3ラウンド
●ボヤン・ミハイロビッチ vs. アブドゥル・ケリム・エディロフ○
2ラウンド（2分32秒）TKO

アブドゥル・ケリム・エディロフ

「試合はうまくいった。計画通りだ。ちょっと緊張してしまったけど、すべて予定していた通りに進められた。今日は全力を尽くしたけど、次の試合ではもっと良くなっているはず。初めて勝ったばかりだから、あまり自信を持ち過ぎたくないし、誰かを指名したりもしたくないけど、次の試合に勝てたら希望を言おうかな。UFCで戦いたくてしょうがない。今週の試合に向けてのセットアップなんかもすべて気に入った。それに、今日はオクタゴンに向かって歩いている時に、エネルギーや雰囲気を感じられて、これまで以上の力をもらった気がする。それで勝てたんだと思う」