日本時間9月3日(日)、オランダのアホイ・ロッテルダムでUFCファイトナイト・ロッテルダムが開催され、ライト級のミシェル・プラゼレスとマッズ・バーネルが対戦した。
プラゼレスの計量オーバーでキャッチウェイトの一戦となった試合は序盤からプラゼレスが果敢にテイクダウンを奪いにいき、グラウンドゲームの強さを見せつけた。第2ラウンド序盤にはバーネルが打撃で相手にダメージを与えていったが、プラゼレスがすぐに得意のグラウンドゲームに持ち込んで優位に立つ。
第3ラウンドも同じような展開を見たが、ここではプラゼレスがマウントポジションからノースサウスチョークを仕掛け、1分26秒でバーネルからタップを引き出して勝利を収めている。
フィニッシュ勝利を飾ったプラゼレスは計量をミスしたものの、戦績は23勝2敗と伸ばした。バーネルは今回の黒星で8勝2敗だ。
ライト級 5分3ラウンド
○ミシェル・プラゼレス vs. マッズ・バーネル●
3ラウンド(1分22秒)サブミッション(北南絞め)
ミシェル・プラゼレス
「攻めるより守っていた方が多かった。相手はUFCデビューだったから、殴り倒そうとは思っていなかったんだ。とにかく自分の柔術を全力で出したかった。ちょっとスタンドでやって、その後はグラウンドに持ち込んで北南絞めを仕掛けようっていうプランだった。それが俺らしい動きだから。次は12月に戦いたい。体調に問題がないから、UFCにはそう言ってリクエストしてある。トップ10かトップ15とやれれば最高だけど、UFCが与えてくれる相手なら誰とでもやるつもりだ」
マッズ・バーネル
「勝てなかったけど、マウントポジションにいる時にやりたかったことはすべてやった。最悪の言い訳になってしまうけど、相手がとにかく重すぎた。全力を出し切ったけど、振り切れなかった。第2ラウンドで左フックがはまったから右も決めたかったけど、相手が突っ込んできて、まるで雄牛が突進してくるみたいだった」
プラゼレスが北南絞めで一本勝ち、負けたバーネルは「相手が重すぎた」
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