試合が始まってすぐに動いたマクマンはヴィエラをケージに押し付けた後、金網から少し離れた位置でテイクダウンを取る。マウントポジションからエルボーを連打するマクマンに対し、ヴィエラも必死に打撃を放っていった。フィニッシュに持ち込みたいマクマンだが、ヴィエラが腕をうまくつかってマクマンの攻撃を封じ込めている。ヴィエラの上半身を押さえ込んだマクマンはパウンドを決めていくも、ヴィエラが巧みに返してマクマンの左足を取って形勢が逆転。ただ、時間切れとなり次のラウンドを迎える。
様子見で始まった第2ラウンドもマクマンから攻撃を仕掛け、ヴィエラの右足を取ってケージに押し込んだ。いったんヴィエラが身体を入れ替えた後、もう一度マクマンが優位に立ったところにヴィエラが足をかけてテイクダウン。徐々にマクマンに襲いかかり、最後はアームトライアングルチョーク、肩固めでヴィエラがマクマンからタップを引き出した。
OH MAN @KetlenVieiraUFC!!
— #UFC215 (@ufc) September 10, 2017
There's a new contender at 135!! #UFC215 pic.twitter.com/Gg50E3aAdL
女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●サラ・マクマン vs. ケトレン・ヴィエラ○
2ラウンド(4分16秒)サブミッション(肩固め)
ケトレン・ヴィエラ
「今日は勝てて最高の気分。私にとってこれまでで一番ビッグな試合だったし、一番価値のある勝利ね。私は今も学習と進歩を続けているところ。まるで赤ちゃんの成長みたいにね。サラ(マクマン)はすごく強かったから、辛抱強く耐え続けなきゃいけなかったけれど、なんとか極めるチャンスをものにできた。今日は自分の存在感をしっかり示せたと感じているし、これからはランキングを駆け上がり続けるだけよ」