テイクダウンを取り続けたラティフィがペドロに完勝

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 215:イリル・ラティフィ vs. タイソン・ペドロ【カナダ・エドモントン/2017年9月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 215:イリル・ラティフィ vs. タイソン・ペドロ【カナダ・エドモントン/2017年9月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間9月10日(日)、カナダ・アルバータ州エドモントンにあるロジャーズ・プレイスにてUFC 215が開催され、イリル・ラティフィとタイソン・ペドロによるライトヘビー級マッチが行われた。

右のローキックでラティフィに攻め込むペドロはわずかなスキを突かれてテイクダウンを取られてしまったが、うまく切り返してスタンディングに戻す。さらにラティフィが再びタックルからテイクダウンに持ち込んだ際も押し込まれながら立ち上がったペドロの回し蹴りが空振ったタイミングでラウンド終了のホーンが鳴った。

次のラウンドもラティフィがタックルで切り込んでペドロを押し倒す展開となるが、決定的な瞬間は訪れない。最後のラウンド序盤はラティフィが打撃に切り替えてペドロとの打ち合いに持ち込んだものの、ペドロが疲れを見せるとタックルを決めてテイクダウン。マウントポジションを取ってパウンドを見舞ったラティフィはチョークをかけようと狙ったが、ペドロが足を使って回避する。激しい攻防の末、勝負の行方はジャッジに委ねられ、結果はユナニマス判定でラティフィに軍配が上がった。

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○イリル・ラティフィ vs. タイソン・ペドロ●
判定3-0(29-28、29-28、30-27)

イリル・ラティフィ


「タフな試合だった。対戦相手がかなり将来有望な選手だってことは知っていたから、どう向かってきても対処できる準備をしておかなきゃならかった。スタンドでパンチの打ち合いになるかと思っていたんだが、相手の体重をコントロールできることに気づいたので、プランを変えてみることにした。第3ラウンドでは相手が疲れてきたのを感じ取ったので、そのタイミングで仕掛けてみたのさ。俺にとって次の目標は前回の試合以前までの本来の調子を取り戻すこと。トップ5のファイターを相手に戦ってみたいし、俺は自分自身がUFCのベストファイターの1人だってことを見せつけたいんだ」
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