セフードは空手を想像させる構えでヘイスの細かい動きを注視しながら、スキを突いてジャブを打ち込む。ミドルキックが決まって相手の腰が折れたところを押さえ込んだセフードだったが、逃げられてスタンディングに。ハイキックをヘイスにクリーンヒットさせた後、左のセフードがカウンターでダウンを奪いかけたものの、ここでもヘイスがこらえている。タックルからテイクダウンに持ち込んだところで最初のラウンドが終了した。
Hands!!@HenryCejudo coming out on 🔥🔥🔥 here in round 1!! #UFC215 pic.twitter.com/qlMMUzuEx8
— #UFC215 (@ufc) September 10, 2017
第2ラウンドはヘイスが急襲を狙っていくが、落ち着いて対処したセフードが右のカウンターで一撃。倒れ込んだヘイスにパウンドの連打を見舞ってレフェリーのストップにより試合が終了した。
ランキング2位につけるセフードと同5位のヘイスによるトップランカー同士の対決はセフードが見事なパフォーマンスで白星を手に入れている。
フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ヘンリー・セフード vs. ウィルソン・ヘイス●
2ラウンド(0分25秒)KO
ヘンリー・セフード
「俺は2015年12月以来オクタゴンで勝利できていなかったから、今日は勝利を挙げられて最高の気分さ。手のけがのせいでかなり長い間、実戦から離れていたが、ハードなトレーニングを重ねてより良い状態にしようと努力してきた。空手の練習も始めて、空手のスタンスも身につけた。俺の周囲には素晴らしいボクシングチームがいて、よりダイナミックな打撃を生み出せている。次回の試合についてはまだ何も分からないが、とにかく俺はジムに戻って進化を続けるよ。俺はチャンピオンになってみせる」