日本時間9月17日(日)、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグにあるPPGペインツ・アリーナでUFCファイトナイト・ピッツバーグが開催され、ライト級のグレゴール・ガレスピーとジェイソン・ゴンザレスが対戦した。
拳を合わせることなく撃ち合い始めた2人はゴンザレスのハイキックがキレイに決まるも、すかさず組み付いたガレスピーがゴンザレスをケージ際に押し込み、右カウンターでダウンさせた後、倒れ込んだゴンザレスの上に乗ってパウンドを連打。足を使って難を脱したゴンザレスは立ち上がった瞬間からワンツーを打ち込み、これにガレスピーも応じてパンチの打ち合いとなる。少し距離を取ったガレスピーがタックルからテイクダウンを成功させて再びマウントポジションを確保した。ゴンザレスも必死に逃げるが、すぐにまたテイクダウンを奪われてしまう。激しい攻防で体力は両者とも削られていたが、第1ラウンド終盤にはゴンザレスの一発がクリーンヒットし、ガレスピーが思わず膝をついた。もう一度、ゴンザレスをマットに押し付けたガレスピーが肩を固めにいくも、時間切れ。
第2ラウンドもスタートからゴンザレスが左膝を決めていくが、ガレスピーも引かずに押し込んでテイクダウンを取る。マウントポジションから肩固めを狙うガレスピーの攻撃にしばらく耐えていたゴンザレスだが、徐々に落ち始め、最後はタップして試合終了。ガレスピーがサブミッションで一本勝ちした。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○グレゴール・ガレスピー vs. ジェイソン・ゴンザレス●
2ラウンド(2分11秒)サブミッション(肩固め)
グレゴール・ガレスピー
「自分が完全なファイターだってことを見せられたと思う。これ以上、何も証明しようとしなくてもいいだろう。スパーリングでやってきたことをやっただけ。打撃コーチがしっかりと準備してくれていたからね。最高のパートナーたちとスパーリングしてきた。彼らのおかげでちゃんと準備を整えられたし、彼らのストライキングは誰にも負けない。今の自分はあらゆるエリアに長けている。もっとうまくまとめられるようにするだけさ。みんながこの階級はかなり手強いと言うけれど、別に一度に全員と戦う必要はない。次にやってくる相手と戦うだけだ」
ガレスピーがゴンザレスに一本勝ち
UFCファイトナイト コメント 試合結果