日本時間11月5日(日)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでUFC 217が開催され、ヘビー級のウォルト・ハリスとマーク・ゴッドビアーが対戦した。
ミドルキックの応酬を経てジャブを打ち込み合った後、ハリスがゴッドビアーをテイクダウンし、マウントポジションからパウンドを見舞う。肘打ちを食らいながらも耐えるゴッドビアーは初回ラウンド残り1分を切って立ち上がり、うっぷんを晴らすように打撃を見舞っていくが、ハリスから金的を食らってしまい、レフェリーが一時制止を要請。
ただ、勢いに乗りすぎたハリスが制止後にもかかわらずゴッドビアーの顔面に蹴りを決め、力を抜いていたゴッドビアーは衝撃を受けて思わずマットにひざまずいた。メディカルチームの診断でゴッドビアーは試合続行不可能と見なされ、ハリスが反則失格となったため、ゴッドビアーが対戦相手の失格により勝利した。
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ウォルト・ハリス vs. マーク・ゴッドビアー○
1ラウンド(4分29秒)失格勝利(相手の反則)
マーク・ゴッドビアー
(コメントなし)
ウォルト・ハリス
「相手が逃げ道を探して見つけた、そんな感じ。レフェリーは2人を離そうと俺をつかみたかったみたいだけど、こっちはそんなこと感じなかったからフィニッシュを狙っていったんだ。自分が間違ったことをしたとは思っていない。試合がキャンセルされ、もう一度、スケジュールが組まれてまた4週間のトレーニングに励んできたのに、バカなことをやって失格になるために8週間もキャンプに使うわけがないだろ。俺的に、今日は相手が辞めたんだと思っている」
ハリスの失格でゴッドビアーが白星
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