ジャブで有効打を重ねたダフィーはビックに対するボディキックもヒットさせるなど積極的に攻めていく。一方、ビックは第1ラウンド残り1分を切ってダフィーにテイクダウンを取られたものの、それを退けてミドルキックを見舞っている。
第2ラウンドもダフィーがプレッシャーをかけ、ハイキックを打ち込んだが、ビックは“効かない”と言いたげな表情だ。ワンツーやジャブ、足技などで打撃を応酬した後、ラウンド終了10秒前の合図を聞いてビックが右のアッパーカットを放ったところ、ダフィーがまともに食らってしまい、ダウンを取られる。そのままパウンドで攻めたビックに対し、防戦一方のダフィーを確認したレフェリーが試合を止めた。
クリーンヒット👊👊👊#UFC217 😳 pic.twitter.com/RlXrlAapzl
— UFC Japan (@ufc_jp) November 5, 2017
ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ジェームス・ビック vs. ジョー・ダフィー●
2ラウンド(4分59秒)TKO
ジェームス・ビック
「コーチと一緒に映像を研究してきたんだ。ボクシングのスタンスがすごくうまかったけど、アゴにスキがあった。たぶん相当きつく傷めたんじゃないかな。だから、スキがあるうちにフィニッシュしないといけなかったんだ。UFCで8勝1敗。UFCでこれだけの戦績を持っているのにランキング入りしていないのは俺だけだ。みんな、俺と戦うのをビビってんだろ。ポワリエとペティスの勝者とやりたい。2月18日のオースティンだ。やろうぜ!」