開始早々、強めのボディキックを決めたコスタだが、ヘンドリックスが落ち着いて対処。それでも、ペースをつかんだ様子のコスタがプレッシャーをかけ、膝蹴りやジャブを打ち込んでヘンドリックスを追い詰める。3分ほど経つとヘンドリックスもようやくリズムに乗ったのか、強力な打撃で攻めていった。ただ、コスタは有効打を食らっても笑顔で余裕を見せており、熱い戦いに観客も沸く。
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— UFC Japan (@ufc_jp) November 5, 2017
第2ラウンドもコスタはペースを緩めることなくパワフルなジャブを的確に見舞い、ハイキックもクリーンヒットさせてヘンドリックスの膝を崩す。パウンド路の連打にしばらく耐えていたヘンドリックスだったが、最後はレフェリーが止めに入って試合終了となった。
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●ジョニー・ヘンドリックス vs. パウロ・コスタ○
2ラウンド(1分23秒)TKO
パウロ・コスタ
「最高の気分だ。これまでのキャリアで一番大きな勝利だった。自分の力にはとても自信を持っているし、チームもいてくれる。ジョニー・ヘンドリックスは他とは違う。元世界王者だし、その人に勝ったんだ。しかも圧勝で。トップ10の人たちと戦えると思う。次はデレク・ブランソンとやりたい」