ペレスを撃破して白星を勝ち取ったアンダース

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・フレズノ:エリク・アンダース vs. マルクス・ペレス【カリフォルニア州フレズノ・アメリカ/2017年12月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・フレズノ:エリク・アンダース vs. マルクス・ペレス【カリフォルニア州フレズノ・アメリカ/2017年12月9日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間12月10日(日)、アメリカ・カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・センターでUFCファイトナイト・フレズノが開催され、エリク・アンダース対マルクス・ペレスのミドル級マッチが行われた。

最初の一撃でハイキックを食らわせたペレスはアンダースのプレッシャーを受けてケージに押し込まれたが、2回の組み付きともかわしたペレスが相手の体を持ち上げてテイクダウン。首をとったものの決めきれず。立ち上がり際にはアンダースがパンチを打ち込んで反撃した。

早々に仕掛けていくアンダースを、余裕の表情で挑発したペレスはフロントキックでダメージを与えていくが、アンダースの左の一撃を食らってダウン。ペースの落ちたペレスに対し、アンダースはクリンチから膝蹴りを見舞い、ケージ際ではエルボーを含む打撃で追い込んでいく。さらにペレスを倒したところにパウンドを浴びせていったものの、フィニッシュには至っていない。

最終ラウンドは打たれたダメージか、疲れた様子のペレスにプレッシャーをかけるアンダースが有効打を重ねてペースをコントロール。ケージ際でパンチを打ち込んでいたところ、反撃を食らって首を取られたアンダースだが、マウントポジションを生かして脱出すると、もがくペレスのスキをついてパウンドを浴びせる。アンダースはスタンディングに戻そうと立ち上がったが、ペレスが起き上がらず、再びマウントポジションから攻撃したアンダースが優位な体勢をキープするも、フィニッシュできないまま時間切れ。

結果はアンダースがユナニマス判定で白星を勝ち取っている。

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○エリク・アンダース vs. マルクス・ペレス●
判定3-0(30-25、30-26、29-28)

エリク・アンダース


「序盤はちょっと鈍くてスロースタートになったけど、残りの2ラウンドはコンディショニングとボクシングを生かせた。相手がレッグロックを得意にしていることは分かっていたから、足を取られないように戦ったし、うまくいったと思う。試合は順調だったと思っているけど、スロースタートだったのがちょっとね。相手がどんなに良いヘッドムーブをしても、派手で型破りなスタイルをプレッシャーが制すんだ。何度か膝とエルボーが相手の顔をかすった。第2ラウンドと第3ラウンドの終盤は相手がちょっとスローダウンしたと思う。ずっとアメリカで戦ってきたから、不利な環境に行ってみたい。ブラジルでブラジル人を相手に戦うなんて不利中の不利だよね。彼(リョート・マチダ)はトップ12にいるから、次のレベルに行く覚悟はできている」
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