日本時間12月17日(日)、カナダ・マニトバ州ウィニペグのベルMTSプレイスにてUFCファイトナイト・ウィニペグが開催され、ミドル級のアレッシオ・ディ・キリコとオルワレ・バンブーシェが対戦した。
相手との距離を取って出方を見るバンブーシェの一方、ディ・キリコはフットワークを生かしながら近づいていく。何度か打ち合いはあるものの、バンブーシェが離れた位置をキープし続けており、動きのない展開が続いた。第1ラウンド残り2分を切ろうかというところでバンブーシェが回し蹴りに転じたところ、ディ・キリコが足をつかんで対応。そのままバンブーシェを倒してテイクダウンした。すぐにスタンディングに戻ったが、打ち合わない状況に変わりはない。ラスト10秒の合図を聞いてバンブーシェがタックルに出たものの、ディ・キリコが冷静に対処している。
第2ラウンドに入ると、ディ・キリコが何とか切り崩そうと攻撃を仕掛けていき、バンブーシェのセコンドから「もっと攻めろ」と指示が飛んだ直後、クリンチからディ・キリコが右膝を2発打ち込み、最後の一発でノックダウンしたバンブーシェは顔面からマットに倒れ込んだ。思うようなパフォーマンスができなかったディ・キリコだが、うっぷんを晴らすノックアウト勝利を挙げている。
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○アレッシオ・ディ・キリコ vs. オルワレ・バンブーシェ●
2ラウンド(2分14秒)KO
アレッシオ・ディ・キリコ
「あんな形でフィニッシュするなんて信じれない。結果を出す必要があったのは分かっていた。試合中はタイミングを待っていただけ。ここだと思って試合を終わらせたのさ。もっとうまくなりたいし、自分の居場所を示すためにも試合はフィニッシュしていきたい。相手が誰かは関係ない」
ディ・キリコがバンブーシェにKO勝利
UFCファイトナイト コメント 試合結果