一進一退の攻防戦はクラウスに軍配

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・セントルイス:ジェームス・クラウス vs. アレックス・ホワイト【ミズーリ州セントルイス・アメリカ/2018年1月14日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・セントルイス:ジェームス・クラウス vs. アレックス・ホワイト【ミズーリ州セントルイス・アメリカ/2018年1月14日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間1月15日(月)、アメリカ・ミズーリ州セントルイスのスコットトレード・センターでUFCファイトナイト・セントルイスが開催され、ジェームス・クラウス対アレックス・ホワイトのライト級マッチが行われた。

出だしは互いに見合っていたが、ホワイトがカウンターを狙って突進した後、クラウスに強烈な一撃を浴びせてダメージを与える。クラウスはプレッシャーをかけながらホワイトをケージ際に追い込み、組み付いてからテイクダウンしようと仕掛けたが、ホワイトの抵抗もあって思い通りにはいかず、ケージに押し付けて引きずり倒す格好に。背後に回ったクラウスがチョークに打って出ようとしたところ、ホワイトが切り返す。それでも、マウントポジションをキープしたクラウスはホワイトにエルボーを食らわせ、パウンドを浴びせていった。

第2ラウンドは開始と同時にホワイトがクラウスを急襲。何とか切り抜けたクラウスはホワイトにコンビネーションを打ち込まれながらもテイクダウンを成功させ、ボディショットやエルボーなどパウンドを見舞った。ホワイトはケージを生かしながら必死に逃げ、一瞬、体が離れたスキに組み付いてテイクダウンを返す。ただ、クラウスが反撃に出て再びテイクダウンに持ち込み、最後は足でチョークを仕掛けていった。

クラウスのチョークを耐えたホワイトは第3ラウンドも積極的に前に出続け、アッパーカット気味の右打ちでクラウスの膝をマットにつける。クラウスに押し込まれつつもエルボーを放ったホワイトはケージ際で体勢を入れ替え、クラウスに数発の打撃を放った。その後、ホワイトをテイクダウンしたクラウスがアームバーを仕掛けていくも逃げられ、マウントポジションは維持したものの、フィニッシュのチャンスを確保できぬまま試合終了を迎えている。

結果はユナニマス判定でクラウスに軍配が上がった。

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ジェームス・クラウス vs. アレックス・ホワイト●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

ジェームス・クラウス


「正直、今日は自分のベストファイトではなかった。失敗した気持ちだし、相手からパンチをかなり浴びてしまったけれど、勝者は常に勝つ術を見いだすものだし、今日の自分はそれをやった。足技の打ち合いはワイルドだったね。そうなるんじゃないかと予想していたから、とにかく相手に組み付いて勝てるように押し込んでいく必要があるのは分かっていた。ミズーリ州出身であることを誇りに思う。ここではポジティブに行きたいから、最高の試合だったし、地元での勝利は素晴らしいと思っている。この後はランキングのトップ15に食い込んでいきたいから、ランカーとの試合が見合っていると思う。自分の武器をもっと磨けるようにジムで練習する。来る時に向けて駆け上っていく自信はある」
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