日本時間5月20日(日)、チリ・サンティアゴのモビスター・アリーナにてUFCファイトナイト・チリが開催され、メインカードの初戦でビセンテ・ルーケとチャド・ラプリーズによるウェルター級マッチが行われた。
序盤に少し距離を取ってステップを踏んでいたラプリーズがテイクダウンを仕掛け、ケージ際に追い込んでクリンチから膝蹴りを入れていく。スタンディングに戻った後はしばらく牽制し合っていたものの、ルーケが至近距離から放った左の一撃がラプリーズのアゴに入り、ダウンしたラプリーズに追い打ちをかけたところでレフェリーが試合を止めた。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ビセンテ・ルーケ vs. チャド・ラプリーズ●
1ラウンド(4分16秒)KO
ビセンテ・ルーケ
「チリのエネルギーはマジで違う。ここは父の祖国で、すべてが俺のルーツだから、本当にスペシャルだった。ホームでの試合はちょっと緊張するけどね。ロッカールームで緊張してしまったけど、オクタゴンに向かい始めると全部飛んでいったし、勝つことを考え始めて実現させた。俺的には最高のパフォーマンスではなかったし、もっとうまくやれたと思う。ちょっと出だしが遅くてラウンドの中盤から終盤にかけてようやく目が覚めた感じ。距離を取ってパンチをつなぎ、ノックアウトした。いいパフォーマンスだったとは思うけれど、ベストじゃないのは確かだ。自分にもっと力があるのは分かっている。次のステップはトレーニングに戻ること。1週間の休みを取って、チリの家族に会いに行く。その後はトレーニングに戻って成長を続けるよ」
ラプリーズの勢いをつぶしてルーケがKO勝利
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