日本時間6月2日(土)、アメリカ・ニューヨーク州ユーティカのアディロンダック・バンク・センターにてUFCファイトナイト・ユーティカが開催され、ジョニー・エドゥアルド対ナサニエル・ウッドのバンタム級マッチが行われた。
鋭いローキックを放って足元から崩しにかかるウッドに対し、序盤こそ対応に追われたエドゥアルドだったが、次第にリズムをつかむと相手のアゴにストレートをヒットさせ、回し蹴りを打ち込むなど多彩な攻撃を組み立てた。相手のジャブを食らった直後に強烈な一打でダメージを与えたエドゥアルドはラウンド終盤にも連打を当ててウッドにプレッシャーをかけている。
第2ラウンドはジャブを撃ち合いながらもそれぞれに相手の出方をうかがっていたが、エドゥアルドのタックルを潰して抑え込んだウッドがそのままチョークを決めにいく。がっちり締め付けられたエドゥアルドはこらえきれずにタップアウトし、ウッドがUFCデビュー戦を白星で飾った。
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ジョニー・エドゥアルド vs. ナサニエル・ウッド○
2ラウンド(2分18秒)サブミッション(ダースチョーク)
ナサニエル・ウッド
「ちょこちょこ打ち込んできてちょっとイライラさせられたけど、問題はなかったし、試合に集中していた。自分のやりたいようにやるには相手の心を乱さないといけないからな。俺には打撃だけだなんて言う人もいるけど、グラウンドゲームだってうまいんだ。柔術を仕掛けたらすぐに相手がテイクダウンを狙ってきたから、相手は俺ともう撃ち合いたくないんだなと確信した。そこからダースチョークを決めにいって一本勝ちさ。今は目が言えるのを待って、この美貌を保たないとね。マネジャーとUFCが戻れと言えばすぐに交渉に応じるけれど、まずは待望の休みを、1カ月か2カ月、取れればいいなと思っている」
エドゥアルドからタップを引き出したウッドが一本勝ち
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