ジ・アルティメット・ファイター(TUF)の元ウイナーにして長い間ライト級で活躍してきたマイケル・キエーザが12月にウェルター級に挑んでみることになった。現地12月29日(土)にネバダ州ラスベガスで開催されるUFC 232で、キエーザは元暫定王者のカーロス・コンディットと拳を合わせる。
ウェルター級に所属する中でも最高クラスのファイターであるコンディットは、長きにわたってWECのチャンピオンに君臨した後にUFCへ戦いの舞台を移し、2012年にニック・ディアスを相手に大金星を挙げた。最近は負けが続いているだけに“ザ・ナチュラル・ボーン・キラー”ことコンディットとしてはここで巻き返したいところだ。そんなコンディットに負けない鼻っ柱の強さが持ち味のキエーザはTUFシーズン15の勝者であり、ベニール・ダリウシュやジム・ミラー、アル・アイアキンタらと戦った試合を含め、オクタゴンで7勝を記録している。