【セミメインイベント】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ドナルド・セラーニ vs. マイク・ペリー●
1ラウンド(4分46秒)サブミッション(アームバー)
ドナルド・セラーニ
「相手に向かってくるように仕向けて耐え続けようとしていたんだ。今回の試合はかなりの自制心が必要だったからね。みんなが父親になったことで変わったのかと聞いてくるが、お決まりの質問だよな。衣装を来た息子の写真を見せられたら感情的にもなるさ。ダメだと思っても止められやしない。赤ん坊ができたことが俺を変えた。今は自分が何のために戦っているのか分かる。“子供の口から食うものを奪えないぞ”とね。そんな風なことは一度も思ったことがなかった」
「UFCの最多勝と最多フィニッシュを記録したことは歴史的勝ちのあることだ。正直、いつも通りに仕事をしただけなんだが、最高だな。俺は自分の仕事を気に入っている。すべてが大好きだ。トライアングル(三角絞め)を仕掛けたと思ったんだけど、アームバーだった。残り30秒だったのは分かっていたから、早めに仕留めないといけなかったんだ」
「155パウンド(ライト級)に戻りたい。誰でも構わないさ。いつやるのかだけ知りたい。ベルトを狙いに行くぜ、ハビブ。カウボーイが戻ってくるぞ」
【メインカード】

女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ラケル・ペニントン vs. ジャーメイン・デ・ランダミー○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)
ジャーメイン・デ・ランダミー
「また試合をして勝てたから最高の気分。今は自分のすべてを出せるようになっていればいいんだけれど。タフな相手と戦った。ものすごく長く感じたわ。戦っている最中はね。あんなにクリンチされるなんてびっくり。私とは殴り合いを仕掛けてくるだろうと思っていたから。彼女はタフだし、オクタゴンで彼女と時間をシェアできたことは光栄に思っている。ようやく戻ってこられた。それが何よりも重要よ」
「この勝利で(女子)バンタム級のどこにつけられるのか分からない。次にタイトル戦ができるとは思っていないわ。アマンダとサイボーグの戦いがどうなるか見てみる。あと何度か試合をしないといけないかもしれないわね。抱きしめ合うんじゃなくて、戦いに向かってきてくれる人とやりたいわ」

ライト級マッチ 5分3ラウンド
ベニール・ダリウシュ vs. ティアゴ・モイゼス
判定3-0(30-25、30-25、30-26)
ベニール・ダリウシュ
「勝利街道に戻ってこられてよかったけど、常にフィニッシュを狙っている。何度かあと少しまでいった。決められなかったのはフラストレーションを感じるけど、勝てたことにはとても喜んでいる。勝ち星なしで2年だからな。感謝しかない。勝てなかったらどうしていいか分からなかっただろう。ギロチンで仕留めようとしているのはわかった。それで攻めてくればいいと思ったんだけどね。腕が疲れてしまったみたいだ。指名する相手はいない」

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
メイシー・バーバー vs. ハンナ・シファーズ
2ラウンド(2分01秒)TKO
メイシー・バーバー
「25周年記念のイベントでUFC初勝利を決められて本当にうれしい。彼女は直前のオファーで試合を受けてくれた。やる必要はなかったのに。だから、本当に感謝している。グラウンドでエルボーを打っていくのが好きだし、フィニッシュしたい。私がポジションを取っている限り、フィニッシュしてみせるわ。彼女は本当に強い。計量で握手をした時に“わお、ものすごく強い”って思った。間違いなく、今まで戦ってきた中で最強の人だった。だからこそ、それが私の背中を押してくれたの。取り組んできた技術を見せたかっただけ。このアリーナでやるべきことをたくさん得た。みんなに分かることではないと思うけど、自分に改善が必要なところを私は分かっている」
「私は勝つために戦う。チャンピオンを見たければ私のキャリアを追いかけて。とにかく次の試合がしたいし、日付を決めたい。何度かマッケンジー・ダーンを指名してきた。彼女との試合を実現させたい」

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○マイケル・トリザーノ vs. ルイス・ペーニャ●
判定2-1(28-29、29-28、30-27)
マイケル・トリザーノ
「やるべき仕事は常にある。来週にはもっと腕を磨くために戻るつもりだ。相手が全力で来ると予想していたけど、もっと早めに打ってくるだろうと思っていた。みんな、俺とはスタンディングでやりたいと言うけど、無理だってことを思い知るのさ。次に向けてもっと生かせるようにがんばるしかない。頭を振っているってことは俺の打撃が効いているという動かぬサインだ。つまり、実際に打たれて効いていることを相手が実感しているってことだ」
「誰かを指名するつもりはない。ジ・アルティメット・ファイターに出ていない誰かとやりたい。もう(TUFは)これでおしまい。彼に呼ばれて、きっと勝つつもりできたんだろうけど、こうなった。俺は前に進む。俺は今回のショーと無関係だし、ただのUFCの試合だ。相手の方が意味は大きかっただろうし、たぶん、自分自身でプレッシャーをかけてしまったんじゃないか。でも俺はルイスをとても尊敬している。彼は素晴らしいファイターだし、これで終わったわけじゃない。きっと復活してくるし、成長し続けると思っている」