「16勝0敗1分でUFCデビューを迎えた」などと言われても「で、誰と戦った戦績なわけ?」と聞き返したくなるものだ。
イヴァン・シュトルコフの場合、答えはこうなる。
「いや、みんな有名どころばかりさ」
2018年に3勝0敗1分をマークしたシュトルコフは今週末にサンクトペテルブルグで開催されるUFCファイトナイト・ロシアに参戦し、デビン・クラークとの試合でUFCデビューを果たす。昨年に1本勝ちを収めた相手には元UFCライトヘビー級ファイターのチアゴ・シウバやファビオ・マルドナドらが含まれており、シュトルコフは4年に満たないキャリアの中でジェフ・モンソンやリコ・ロドリゲス、アントニオ・シウバ、ロドニー・ウォレス、フィル・デ・フライズ、石井慧らと拳を合わせてきた。
そして、それら全てから白星を挙げてきたのだ。
そんなシュトルコフにとって、クラークは今後UFCで大成できるかを測る上でのリトマス試験紙になるだろう。オクタゴンで6戦を経験し、3勝3敗を記録するクラークは、アレクサンダル・ラキッチにフィニッシュを決められた前戦から巻き返そうとしている。
【注目株】UFCファイトナイト・ロシア:イヴァン・シュトルコフ
UFCファイトナイト![UFCファイトナイト・フィラデルフィア:ウェルズ・ファーゴ・センター【アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア/2019年3月30日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】](https://ufcjapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/03/31144233/GettyImages-1133847017-727x485.jpg)