2019年9月20日発行
UFCプレスリリース
初のタイ人UFCファイター、ロマ・ルックブーンミーがアレクサンドラ・アルブを相手にオクタゴンデビューへ
シンガポール -世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFCⓇは、史上初となるタイ出身ファイターのロマ・ルックブーンミーと契約を締結し、10月26日(土)に開催するUFCファイトナイト・シンガポール:マイア vs. アスクレンに出場することを発表いたします。ロマが拳を合わせるのはアレクサンドラ・アルブです。
ルックブーンミー対アルブ戦に加えて、中国のヤン・シャオナンとベテランファイターのアシュリー・ヨーダーがシンガポールで対決することになりました。
UFCファイトナイト・シンガポールのメインイベントではウェルター級ランキング10位につけ、ブラジリアン柔術黒帯を持つデミアン・マイア(ブラジル 27勝9敗)と、レスリングでオリンピックメンバーに選ばれた経歴を持つウェルター級ランキング11位のベン・アスクレン(アメリカ 19勝1敗)が激突することになっています。
ロマ・ルックブーンミー(本名コンクラック・スフィサラ/タイ 3勝1敗)はUFCと契約を交わした初のタイ人ファイターとなり、ムエタイ一家に生まれた彼女は8歳の時に初陣に挑み、200試合以上を戦って複数回にわたりムエタイ王者に輝いてきました。S-1世界タイトルやアッサウィンダム・スタジアム選手権を含めて9個のタイトルを手に入れており、タイの代表メンバーに入ったこともあり、IMFA金メダルは3つ保有しています。
アレクサンドラ・アルブ(モルドバ/ロシア 7勝1敗)はUFCで戦った初のモルドバ出身ファイターであり、オクタゴンに上がるのはシンガポールが4度目を数えます。2月にプロキャリアで初黒星を喫したものの、再び勝利街道に返り咲こうと意気込んでいます。MMAキャリアをスタートさせる前には柔道を学び、空手は黒帯を保有、ロシアのクロスフィットとパワーリフティングでチャンピオンに輝きました。
ヤン・シャオナン(中国 10勝1敗1ノーコンテスト)は中国からUFCに参戦した初期の女子ファイターの1人であり、西安体育学院に創設されたMMAプログラムに加わり、トレーニングを積んできました。そのヤンと対戦するアシュリー・ヨーダー(アメリカ 7勝4敗)は、元UFCストロー級王者ヨアンナ・イェンドジェイチェク率いるチームの一員としてジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン23に出演しています。
<発表済みの対戦カード>
ライト級マッチ
マイケル・ジョンソン(アメリカ 20勝14敗) vs. スティービー・レイ(スコットランド 22勝9敗)
ヘビー級マッチ
シリル・ガーヌ(フランス 4勝0敗) vs. ドンテイル・メイエス(アメリカ 7勝2敗)
ヘビー級マッチ
セルゲイ・パブロビッチ(ロシア 13勝1敗) vs. モーリス・グリーン(アメリカ 8勝3敗)
ライト級マッチ
ベニール・ダリウシュ(アメリカ 21勝7敗) vs. フランク・カマチョ(アメリカ 21勝7敗)
ヘビー級マッチ
グレッグ・ハーディ(アメリカ 4勝1敗) vs. ジャージス・ダンホ(ドイツ 6勝1敗1分)