マックス・ホロウェイとアレックス・ボルカノフスキーがフェザー級タイトルをかけて激突

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UFC 240:マックス・ホロウェイ vs. フランキー・エドガー【カナダ・アルバータ州エドモントン/2019年7月27日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC)】
UFC 240:マックス・ホロウェイ vs. フランキー・エドガー【カナダ・アルバータ州エドモントン/2019年7月27日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC)】
日本時間12月15日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナを舞台に開催されるUFC 245:ウスマン vs. コビントンのセミメインイベントで、フェザー級王者マックス・ホロウェイと挑戦者アレックス・ボルカノフスキーが対戦する。

3つのタイトル戦の1つで主役を務めるUFCフェザー級王者のマックス・ホロウェイは同階級で15連勝達成を狙っている。その相手となるのは階級屈指の強敵、アレックス・ボルカノフスキーだ。

ホロウェイはフェザー級では6年間負けたことがなく、14連勝している。その輝かしいキャリアの中で、彼はジョゼ・アルド(2勝)、フランキー・エドガー、アンソニー・ペティスという元王者たちに勝ってきた。

ボルカノフスキーは17連勝を挙げてフェザー級ランキング1位に浮上し、ジョゼ・アルド、チャド・メンデス、ダレン・エルキンスに勝利している。

フェザー級戦線について、ホロウェイが「ここは総合格闘技の世界だ。2週間ごとに新顔がやってくる。オレはここにいる。ここに居続ける。誰と対戦させようと、戦ってやるさ」と語れば、ボルカノフスキーは「オレはフェザー級の連中を相手にするには強くなり過ぎた。彼のように上の階級に行くのもいいな」とコメント。

また、かつて絶対王者と言われたジョゼ・アルドにも言及した2人はそれぞれ次のように話した。

「アルドもただの対戦相手の1人だった。勝った後でじわじわと現実がやってきて、歴史に名を残すような相手を倒したんだと実感できた」と語るボルカノフスキー。

ホロウェイは「彼はUFC 237でアルドに勝ったんだね。判定勝ちか。良かったじゃないか。おかげでナンバーワンコンテンダーとなり、土曜日にオレとオクタゴンで向き合うことになったんだから」と話した。

試合の流れに関しては「アレックスから質問をたくさん投げ掛けられているから、早く答えたくてたまらない。どきどき、そわそわしている」と明かすホロウェイに対し、ボルカノフスキーは「オレは仕事をやり遂げてみせる。彼が得意としているあれこれはオレには通用しない。レスリングや強さ、パワーといった基本はすごく大事だ。でもオレは自分の高いファイトIQと計算されたスタイルが全てをまとめると信じている。マックスと未来の対戦相手たちにとってそれは試練だ」と豪語する。

また、家族のために戦い続けるという共通点のある両者。

「ここに今、オレの息子が来ている。経験をさせているんだ。この生活がいつ終わるのか、オレたちには分からない。人生経験だよ。浮き沈みもあれば、いい時も悪い時もある。息子はまだ7歳だ。オレがUFCの契約を手に入れたその日に産まれた。文字通り、この人生に生まれ落ちてきたと言える」と強調するのはホロウェイだ。

ボルカノフスキーは「この試合はすごく重要だ。オレの家族にとって未来の成功を意味するんだからな。オレにとって家族は全てだ。そのために仕事をしている。彼らのためにベルトを取る」と主張。

スリリングなUFC 245のフェザー級バトルで、マックス・ホロウェイはアレックス・ボルカノフスキーの進撃を食い止め、フェザー級への支配を続けたいと考えている。
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